豆は「しあわせ」のタネである

護王神社で節分祭のご奉仕に加わる

2019.02.03

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二月三日、節分

全国各地で節分祭が開催されました。私の住む京都でも、各地で賑やかに開催されていたようです。私は今年も、護王神社 豆撒き神事のご奉仕メンバーに加えていただきました。

亥年生まれでもない、還暦でもない、厄年でもない、ただの豆好きというだけで「豆の人」として、また今年もお声をかけてくださいました。宮司さまと本郷さまのご厚意を有り難くお受けし、節分祭を楽しませていただくことに‥‥

落語や歌の奉納のあと、福集めの皆さんが待っておられる奥で、私たちは節分のお祓いをお受けし、それから豆撒きの壇上に上がらせていただきました。

 

福を撒く

壇上にはたくさんの福豆、福餅、福お菓子、福みかんなどが盛られ、その横に福を山盛りにした升が用意されています。私たちは、それを手に福を撒かせていただきました。

「用意、スタート」の合図は、宮司の「福は〜うち!」のお声から。

護王神社でも「鬼は外」は、使われません。唱えるのは「福は〜うち! 福は〜うち!」のみです。

私は今日、本殿側を担当しました。自分の升はすぐにカラになり、何回も何回も福置き場に取りに行って、皆さんが待っておられるところにお配りしました。

 

手を振る人、帽子をかざす人、買い物袋を開く人、上着のフードを持ち上げる人、ホント様々です。祭殿に上がらせていただくと、遠くまで見えます。「できるだけ多くの方に、福を持って帰っていただきたい」と思いながら、近くに遠くに、「福は〜うち!」と届けさせていただきました。

 

足腰の神さまと「福はうち!」

私にとって、護王神社さんは特別な神社なのです。足が冬場はちょっと接触が悪くなることとか、母の腰のこととか、お世話になっているラーメン屋の皆さんたちの腰の具合とか、たくさん面倒みていただいております。

だけど、それだけではなくて‥‥ 和気清麻呂公や、宮司さんや、本郷さんや、ちゃんとお名前を存じ上げない神社スタッフの皆さま方や、狛イノシシや、入口の千度車や、黄色い足腰守や、いろ〜んなことが好きなのです。

亥年のお正月時期の大混雑をみて、ことしの節分祭はご遠慮しなきゃ‥‥と自制したものの、やはり参加できて良かったなと思います。

にこにこ、にこにこ、「福は〜うち!」をいっぱい言えて、今もまだ「福はうち」が耳に焼き付いています。

節分=豆のお祭り。大豆が多くの人の手に届いて、たくさん食べていただける貴重な機会。おそらく豆業界にとって、1年でいちばん多く豆を消費してもらえる日なのではないでしょうか。

皆さまの周りにも、福がいっぱい届きますように(^^)

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2019年 2月 04日

    のどかさんカッコイイ。
    年女なのに用事もあってお参り行けず恵方巻食べて平和を祈ることしか出来なかったです。
    福のお裾分けお願いします(笑)

      • Nodoka
      • 2019年 2月 04日

      髙橋さん、コメントありがとうございます(^^)

      豆まきに意識をとられ、恵方巻きをたべるの忘れてました(^_^;)
      昨日は不思議なくらい清らかな心で、豆をまくことができました。和気清麻呂公とイノシシの神さまのお導きですね〜。
      福は髙橋さんのところにも、ちゃんと届きますよ〜(^^)

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豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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