豆は「しあわせ」のタネである

有次の網じゃくし

京都・錦市場の有次(ありつぐ)へ

仕事の下見で有次へ。これまでに3〜4回ほど中に入ったことはあるけれど、たいていは前を通るだけでした。銅鍋や包丁、かつお節削り器など、惹かれるものはあるけれど‥‥ どちらかと言うと、自分の道具として買うより、「いいなぁ、いつか買えたらいいな」とうっとり眺めている感覚でした。

店の中はいつも、お客さんで賑わっています。混み合う錦市場をゆっくり歩きで、その様子をチラ見していました。だけど、今回は違います。

「何か買おう。そして、お店の人と話をしよう」と決めて入りました。

店内をぐるりと2周して欲しいものを探し、その中でも買えそうなものをチョイス。

私が買ったのは「型抜き」と「網じゃくし」でした。

 

有次の網じゃくし

豆ラボに持ち帰り、よく見てみると、型抜きには「有次」の文字が彫られ、網じゃくしは無記名でした。

有次商品の中では手頃な価格の網じゃくし、100均のものとどう違うか、比べてみました。

一目瞭然、アミ目のきめ細やかさが違います。

 

ほほぉ〜。

これを使うために、昨日から水浸けしておいた大豆を茹でて‥‥ いざ!

網の目が細かいからアクがすっきり取り除けて、豆がいつもの10倍美味しくなる?

どうかなぁ〜?

だけど、いつもより豆を茹でる気分が上がります。

1カップの大豆を茹でて、2つの料理を作りました。網じゃくしの お・か・げ・デス!

 

網じゃくしが2つになったから、元から居るのと、新入りに名前を付けました。

100均網じゃくしの「百子/ももこ」(右)と、

有次の「有ちゃん/ゆうちゃん」(左)、用途に応じて使い分けます。

 

さぁ、明日も豆を茹でましょ〜(^^)

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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