豆は「しあわせ」のタネである

青おにぎりのテイクアウト「青じそじゃこ大豆」

オープンして6〜7年、浄土寺エリアのおにぎり屋さん

青おにぎりの青松さんとは、店がオープンして1年も立たない頃からのご縁です。テレビで紹介されているのを視て、店を探しに行きました。

あれから6〜7年。その間に「青おにぎり」青松さんには青松さんの、私には私の時が流れました。今も、互いを大切に思い合う友人同士で、店には私の担当するフリーペーパー『凛』を置かせていただいたりしながら、良いご縁でつながっています。

最近の「青おにぎり」は月曜がお休みで、ほかに不定休もとられます。ツイッターの営業カレンダーを確認して伺うのがベストです。

 

カウンター越しの青松さんと話したくて、「青おにぎり」を訪ねました。7〜8人も座るといっぱいになるカウンターに、とても可愛らしい小さなお客さま。玉子焼きに興じるほほ笑ましい時間を過ごしました。

このおにぎりは、すじこ鮭。注文すると目の前で握ってもらえます。

温かいおにぎりを頬張っていると、気になるPOPが‥‥

 

力が湧くぞ その名も青オニギリ

「え、何これ?」「テイクアウトのおにぎり」「大豆?」「そう、大豆。じゃこと青じそも入れてる」「おいしそう!」

「節分でぶつけられた大豆を鬼が自分で集めて、おにぎりに入れたド根性おにぎり」「あ、なるほど!」「ゆくゆくは京都名物なら阿闍梨餅か青オニギリ、と言われるようになる‥‥笑」

と、うだうだ話しながら見ていると‥‥

おにぎりのラッピングも、青松さんのオリジナル。彼は「名スタンプ師」です。自分で消しゴム印を彫る才能があります。スタンプ以外にも、店の入口にある「おにぎり神社」を始め、クリエイティブな仕掛け色いろで私たちを楽しませてくれます。

青おにぎりの「名物 青じそじゃこ大豆」おにぎり。1個180円。中は、こんな感じです。

程よい食感の大豆が、いっぱい入っていました。どこの大豆だろう? 自分で水戻しして茹でたのかな? この「チョイやわ」は万人向けにしたのね。と、一人で考えを巡らせながら、ぱくっ!と一気に2個完食しました。

青松さん、やっぱりアナタはすごいわ。

青おにぎりの青松としひろさん、どうぞ末長くお店を続けてください。青松さんが握るおにぎりとクリエィティブな仕掛けを楽しみに、私はこれからも時々店に顔を出します。

 

青おにぎり 606-8404 京都市左京区浄土寺下南田町39-3

月曜定休(祝日は営業)、火曜は不定休。11:30〜夕方売切れまで

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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