豆は「しあわせ」のタネである

姫路「あずきミュージアム」の取材に

豆好きにとっての聖地

あずきミュージアムをご存知でしょうか?

兵庫県姫路市にある小豆に特化したミュージアムです。回転焼の御座候さんが運営されるミュージアムは、本社工場に併設されています。半日居ても時間が足りないくらい膨大な量の展示空間は、あずきへの愛がいっぱい詰まった素晴らしい空間です。

世界のあずき、日本のあずき、あずきがいつ頃から食べられていたか、日本のどの地域で栽培されているか、あずきの一生、あずきの10倍模型、小豆につく害虫、あずきがかかる病気、エリモショウズのこと、あずきの赤にはどんな意味があるのか、あずきに関わる地域の祭りごと、あずきにちなむことわざ、小豆の字が付く地名、あずきにまつわる映画、あずき博士になれるクイズ、御座候さんの顔出しパネルなどがありました。

加えて、ミュージアムグッズの売店、工場ショップもあり、出来立てほかほかの「御座候」などが味わえます。

来館者の平均滞在時間は、1時間〜1時間半くらいとのことでしたが、私は初めて訪れた2011年8月も、先日も、昼過ぎから閉館5時まで居て、まだ足りない名残惜しさがありました。

長時間、丁寧にご対応くださったミュージアムのSさま、Y専務、ありがとうございます。

 

「また行きたいな」と思って早6年半、今回の取材を通じ「あずき」と「あずきミュージアム」について、より深く知ることができました。そのあたりのことは、某媒体に書かせていただきます。2月末〜3月頃の発行と聞いております。

 

あずきミュージアムのおいしいの

工場ショップのイチ押しは、なんと言っても焼き上がり直ぐの「御座候」。皮がパリッとしてアツアツで、とろけるようなあんこがたっぷり。伊勢丹や髙島屋で買うといつも、できるだけ温かいうちに早く食べようとするのですが、百貨店内の休憩スペースで食べるよりもっとアツアツ、パリッとしたのがいただけます。85円という、その価格にも頭が下がります。

 

そして、6年半前の豆なブログにも書いていた「あずきソフト」。ミニサイズ(260円)でも、市販のソフトクリーム並みのボリュームです。40円アップのレギュラーサイズは、もっと大きいです。

新鮮なあんこが絶妙のバランスで混じったソフトクリーム、本社工場に近いところでないと出せないそう。あずきミュージアム限定です!

 

ほかに担々麺やジャンボ餃子もありました(ミュージアムのショップでは時間が間に合わなくて、私は姫路駅近くのフェスタ地下1Fのお店でいただきました)。

 

あずきミュージアムの催し

今週末、あずきミュージアムでは小正月イベントが開催されます。

小豆粥の振る舞いと餅花福引。あぁ、姫路が京都から大阪くらいの距離だったら、年に数回通っていると思います。

あの膨大な資料、あずきへのあふれる愛情と敬意がしっかり伝わってきました。御座候さま、編集部の皆さま、ありがとうございます。原稿、しっかり書かせていただきます。

 

あずきミュージアム 姫路市阿呆甲611-1 TEL 079-282-2380

10:00〜17:00(入館は16:00まで)、火曜日休館

入館料 高校生以上 1,200円、小・中学生 600円

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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