豆は「しあわせ」のタネである

笹屋伊織の小豆プリン

「どら焼」が代表銘菓の笹屋伊織

弘法さんの縁日である21日と、その前後、1ヵ月に3日間だけ販売される「どら焼」は、一般に知られるどら焼きとは異なり、巻物のような棒状のカタチをしたどら焼です。モチモチとした生地の中に、ほど良い甘さのあんこ、好きな人にはたまらなく美味しい組合わせです。

その「どら焼の日」以外にも購入できるもの、‥‥店頭で気になるお菓子を見つけました。

あんこものに、やっぱり目がいきます(^^)

 

小豆プリンと、小豆さつまいもプリン

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和菓子屋さんのプリン、小豆を使ったプリン、さつまいもも使ったプリン・・・と考えただけで、おいしい様子が浮かんできます。とりあえず自分用に1個ずつ買いました。(^^)

「直射日光、高温多湿を避けて保存」すると、来年の1月21日までお日持ちする商品です。「冷やしてお召し上がり下さい」とシールが貼られていました。

けど、寒いから冷やさずそのまま、常温でいただきました。

パッケージから上手に出すには、下の封をあけて器にのせ、上のほうの小豆が入っている外側をエイッと押すと、ストンと落ちてくれました。

まずは王道、小豆プリンから。(^^)

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上のほうに(おそらく)大納言小豆の甘煮、下のほうにカラメル風味の小豆ミルクプリン。

ふだん、プッ◯ンプリンのような商品を食べ慣れている人には、ちょっとテイストがちがうかもしれません。

上も下も、とってもなめらかです。スプーンをすーっと入れて、一気に食べてしまいました。

卵黄が使われているけど、さほど卵っぽさは感じません。小豆ミルクに砂糖を入れて寒天で固めたような、なめらかで濃厚な甘さです。

これもまた、笹屋伊織さんのどら焼と同様、好みが分かれる銘菓でしょう。おひとつ250円+税、小豆味も小豆さつまいも味も同じお値段です。

 

近年、和菓子と洋菓子の境界線がどんどん無くなってきています。それぞれのお菓子の特徴をうまく引き出す組合わせで、私たちを「あっ!」と驚かせ「あ〜、おいしい!」と感激させてくれるお菓子が、これからもっと増えていくのでしょう。

お菓子は季節の語り部。店頭にはどこも、クリスマスとお正月がいっしょに並んでいます。(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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