豆は「しあわせ」のタネである

「餡コール」パン屋さんの店先に

あんこに呼ばれて

京都駅で新幹線側の通りに面したショップに、SIZUYAPANの あんパン専門店があります。

通りがかり、ふと目に留まったのが1枚のPOPです。そう、これ

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『餡コール』の手書き文字

餡が呼んでるよ。おいしいよ。

アンコール! また食べたいね。

の2つの意味を掛けたコピー。たった4文字で、あんこの無限の世界を表現する絶品コピーだと感心しました。素晴らしい、ワンダフル! と思って店の方にお訊ねすると、

お笑いコンビ シャンプーハットのてつじさんがテレビ取材に来られたとき、書き残して行かれたコピーだそう♡ なんて素晴らしい。ステキすぎる!!

 

てつじさんの書かれたこのコピーは、100万円コピーだと思いました。

SIZUYAPAN さんだけでなく、すべての餡パン、もなかや和菓子、お饅頭、それらアンコを使ったお菓子やパン全般に使える名コピーだと。

まるで、魁龍(北九州・小倉のラーメン屋さん)の濃いとんこつラーメンを「どトンコツ」と表現したコピーを見たときのような感動を覚えました。それは、現・力の源パートナーズ社長、小川剛さんの名コピーです。『餡コール』は『どトンコツ』に匹敵するくらい、絶妙な表現だと思います。

シャンプーハットのてつじさん、ネット検索でお顔を拝見し、あ、この方が‥‥ と見覚えのあるお顔に納得。きっと頭脳明晰な方なのでしょう。彼のほかの仕事も見てみたい。そう思います。

SIZUYAPAN さんも『餡コール』の素晴らしさを感じて、店頭に貼り出しておいでのことと思います(うらやましい。私だったら家宝にします)。

『餡コール』、餡が呼ぶんだもん。素通りできるはずがありません。完売してるっぽくて一度通り過ぎたけど、わざわざ京都駅のその店に戻りました。

 

京都生まれの和菓子あんぱん

何種類ものおいしそうなあんパン、「さすが京都!」な組合わせです。これまで、

・白ぱん/安納芋あん  ・抹茶ぱん/鹿の子 抹茶あん

などを口にしました。

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どのパンも、1コずつうやうやしく包まれています。それぞれに甘紋が付けられ、英文字表記で表わされ、もしかするとこれらは日本人を相手にせず、外国からのお客さま向けに作られたあんパン型の和菓子だろうか? とも思えます。

しかし、日本人の好きな味ばかり。

・白ぱん/丹波大納言つぶあん  ・酒粕白ぱん/黒豆 ゆず 丹波大納言こしあん

・黒ぱん/栗 丹波大納言こしあん  ・酒粕黒ぱん/もち しなもんあん

・よもぎぱん/白あん  ・抹茶ぱん/柚子あん

・玄米ローストぱん/丹波大納言こしあん  など

 

どれも1つ200円台で販売されています。

餡が呼ぶから、実家の両親へのお土産にも買いました。上品なおやつとしていただきたいあんパンです。(^^)

 

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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