豆は「しあわせ」のタネである

天橋立と智恵の餅

取材あとに、天橋立へ

食品製造の現場取材で京都府・与謝野町へ。以前も取材でお世話になったFさまとご一緒させていただきました。

与謝郡与謝野町へは、京都市内から京都縦貫自動車道を経由して約2時間。途中お話を聞きながら、Fさまの運転で同行させていただきました。

余談です。与謝野町と与謝野晶子さんの関係について。

与謝野晶子さんは、夫・与謝野鉄幹さんと結婚して「与謝野」姓になりました。鉄幹さんのお父さんである細見礼厳さんは、与謝郡(現在の与謝野町)出身だったことから、「与謝野」姓を名乗るようになった、とウィキペディアに載っていました。

そんな話もしながら与謝野町に着いて、目的地の取材(原稿は、6月末発行の媒体に載ります)。

 

 

「時間が大丈夫なら」と、Fさまが連れて行ってくださったのは、与謝野町から20分ほどの天橋立です。

そう、数年前のGWに、あまりの待ち時間の多さに断念した「股のぞき」が、なんとこの度めでたく実現しました。

 

智恵の餅

「天橋立の名物と言えば、智恵の餅。赤福に似たあんこをのせたお餅、知らない?」とお聞きして、気になりながら覗いたお店は「吉野茶屋」。店頭に並ぶ土産もの、中でも目立っていたのはやっぱり「智恵の餅」。

3個入り、5個入り、箱入りと、いくつかのサイズで売られていました。

この季節、さくらバージョンの智恵の餅も売られていました。急ぎ買い求めて、天橋立ビューランドへ向かうリフトへ。山頂まで持ち歩き、降りて帰宅するまで持ち歩いた智恵の餅は‥‥

さくらバージョンと、オーソドックスな智恵の餅。あんこは甘過ぎず、もしかすると塩も加えていないような甘さでした。さくらの餡も、やさしい甘さです。どちらも、弾力のあるお団子の上に餡をたっぷりのせた ひとくちサイズで、素朴なおいしさでした。

天橋立名物、現地の茶店で味わったら、もっとおいしかったことでしょう。

 

■「智恵の餅」の由来

「三人寄れば文殊の知恵」で知られる知恩寺門前の4軒の茶店で販売されています。このお餅を食べれば、知恵が授かると言われています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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