豆は「しあわせ」のタネである

伊勢丹で買った「大豆パン」

偶然の催事で

取材の帰りに立ち寄った京都伊勢丹の地下で、知ってるパン屋さんはクローズし、新たに茶色いパンが売られていました。昨日から、1週間の催事出店だそうです。

大豆パン専門店「ダイズインターナショナル」。私はこの店を記憶していました。かつて、大阪・玉造の「雑穀屋 やま元」さんに伺った際に、大豆パンのお店の前を通っていました。日・月が店休日でしたので、買えないまま、入れないまま気になって、忘れないようにブログに書き残していました。

2017年12月11日の豆なブログ 終わりのほうに書いています。

「あぁ、あの時のお店だ!」と直ぐに気がつき、ショーケースを覗きました。

写真はお店のスタッフさんにお断りした上で撮らせていただきました。

大豆の食パン「山食」と、「丸大豆ぱん」「大豆のケーキドーナツ」、大豆粉が売られていました。

気になる商品がたくさんあり、「日持ち3日間」と聞いて3個選びました。どれも@191円でした。

 

「丸大豆ぱん」を食べました

私が選んだのは、丸大豆ぱんの「コーヒー」「オレンジピール&レーズン」「ごろごろドライ納豆」。

大豆パンを食べるのは初めて? ではないと思うのですが、このお店の大豆パンの独特な食感は初めての体験でした。

最初に食べたコーヒー味の感想は、

何だろう? フシギな食感。おいしいの? おいしくないの? よくわからない。

鉄の回りに魚肉すり身を付けて転がしながら焼く竹輪の皮みたいな味? たんぱく質が焼ける表面の味と食感? う〜ん。フシギ‥‥

 

2つめは、ドライ納豆に挑戦。大豆パンに納豆‥‥大豆のダブル攻撃ですね〜

まるでレーズンパンのように、ドライ納豆がたくさん入っています。ドライだけど、パン生地の水分と調和して程よくウェットな食感になっています。

おいしい? わからない。昨日のコーヒー味より食べやすい? ビミョ〜

香ばしくプリッとした表面と、ふんわりとやわらかい中の生地に、ドライ納豆の塩分が合っているようにも思えます。

 

そう、人は初めて食べるものを口にした時、自分の経験値で計りがちです。何かに例えようとする悪いクセ。「大豆パンって、こういうものなんだ」という食味を記憶するための3個、だったように思います。

 

かつて、玉造の店頭には「パン皮は香ばしく 中はもっちり柔らか」と書かれていました。はい。確かに、その通り。私が買った丸大豆パンは、1個につき糖質1g前後なのだそう。

「大豆粉で作った糖質90%オフの大豆パン」とチラシに書かれています。大豆パンもまた、痩せることやアレルギーを気にする人などが摂取する食べ物のようです。

う〜ん。とりあえず、正直なところ、まだ「おいしい」と思えるところまで、私の味覚は追いついていません。味的に、食事パンにも向かなそう‥‥。食事パンは「山食」を選ぶのでしょうね。

初めての大豆パン、何事も経験ですね〜。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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