豆は「しあわせ」のタネである

冷凍枝豆の食べ比べ 鶴岡・丹波篠山・京丹波町

冷凍の枝豆について研究と食べ比べをしています。

《冷凍》殿様のだだちゃ豆/JA鶴岡

7月下旬から出始める「殿様のだだちゃ豆」、8月初旬頃から最もおいしくなるのだそう。

 

フレッシュの枝豆がない時期にも、おいしく味わってもらえるようにJA鶴岡さんが販売しておられる「殿様のだだちゃ豆」をサンプルとしてお送りいただきました。

「流水解凍か、軽く湯通しする」と書かれていました。お送りくださったJA長岡 営農販売部 園芸特産課にお電話して、少しお話させていただき「焼く」食べ方も教わりました。

そこで、私は流水解凍と、鉄のフライパンで蓋をせず焼く方法を比べてみました。

左:流水解凍、右:鉄のフライパン IHの熱量4で5分加熱

直後に食べ比べてみると、流水解凍は「冷凍でもこんなにおいしいんだ」と思いました。焼き枝豆は焼いている途中からほんのり、だだちゃ豆の香りがしました。流水解凍より、だんぜん焼くほうがおいしいと思いました。

蒸し焼きではなく、蓋なしで焼く方法です。

そして、常温において3時間後にも食べ比べをすると‥‥ どちらも、だだちゃ豆の風味が感じられるのですが、直後とは逆転し、流水解凍した枝豆のほうがおいしく感じました。ほのかに、だだちゃ豆の風味もわかります。

これがフレッシュなら、もっとおいしいのです。あぁ、7月下旬が待ち遠しい。

だだちゃ豆の枝豆はほかの枝豆より、豆粒が莢の大きさに対して大きいと思います。ほかのは、もっと隙間があるのに、殿様のだだちゃ豆は余白(余緑?)面積が少ないと感じます。

 

《冷凍》丹波黒豆のえだまめ

こちらは以前にも、塩茹でして食べたことがあります。今回は、蒸し焼きにしました。

しっとり、だけどクニュッと歯に残る感じ‥‥。塩茹でにして食べたときよりは、おいしく感じました。しかし、時間を置いて食べると、やはり今ひとつ‥‥

ダメですね。黒豆の枝豆に関しては、フレッシュのもっちりミルキーなおいしさを知っているから、余計に冷凍と比べてしまいます。これは、10月を待ちたい。

 

《冷凍》京丹波町の黒豆枝豆

 

こちらも、サンプルをお送りくださった観光協会の事務局さんに電話して、おすすめの食べ方を習いました。

鍋に水を入れ、冷凍の黒豆枝豆を入れて加熱。沸騰したら、そこから10分加熱する、というもの。

習った通りのやり方をしたのが、左。右は「殿様のだだちゃ豆」のやり方を真似て、南部鉄で6分加熱。熱量は4です。

水煮、10分は耐えられず7分でストップ。豆はやわすぎで、ジュブジュブな感じ。

焼いたものは、豆粒自体が大きいせいで、焦げ目はつくのに中まで熱が伝達しきれていない感じ。

蓋をせず焼いているから、少しひからびた印象も‥‥

あぁ、こちらもやっぱり10月を待つほうが良さそうです。

 

結果、私個人の意見としては、大粒の黒枝豆は冷凍で食べるより断然フレッシュがおいしい。

その点、殿様のだだちゃ豆の冷凍ものは、良くできてるなと思いました。冷凍でも充分おいしかったです。冷凍枝豆をお送りくださった皆さま、ありがとうございました。

 

<翌日の追記> 京丹波町の冷凍枝豆は、常温に1晩おいて水煮と焼き枝豆を食べ比べたら、水煮はおいしくなっていました。水分が飛ぶと、フレッシュの枝豆の時間がたったものに近づくのでしょうか。枝豆、なかなか奥が深いです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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