豆は「しあわせ」のタネである

中京区麩屋町 平野とうふ

姉小路の突き当たり角は鳩居堂、その少し手前にあるとうふ屋さん

姉三六角蛸錦〜♪の「姉」、事務所から鳩居堂くらいまでは姉小路通を自転車で行きます。その通り沿いにある「平野とうふ」店。数年前に、亀岡のKさんから教わって以降、数回お豆腐を買いに行きました。

最近、あらためて店にうかがってみると‥‥ 毎回、とても丁寧に掃除をされています。昼前には既にとうふ作りを終え、道具類を水洗いされている場に出くわします。

姉小路麩屋町カドっこのとうふ屋さん。

 

「お揚げをください」私。「お〜い、揚げ入れて!」旦那さん。「はい、お待たせしました」奥さん。

奥さんがね、とってもキレイなんですよ。夢二が描く細おもての着物が似合う美しい女性が、おとうふ屋さんに嫁ぎ、歳月が流れたような雰囲気の奥さんなのです。

 

次に行ったとき、奥さんとお話したくて、ただ「おとうふください」とだけ。

すると「ソフトもめん、どちらにしましょう?」「麻婆豆腐はどっちが良いですか?」

「味が沁み込むほうが良かったら、もめん。周りのダシも一緒に食べるならソフトですか」「じゃあ、もめんください」と。

こんなお話、作り手さんから直接買う「町のおとうふ屋さん」だからできる会話です。

 

お揚げと厚揚げ、もめん豆腐

お揚げはみそ汁や、水菜との卵とじにしました。

ふっくら、お揚げの旨みが、みそ汁やダシの味をやわらかな甘さにしてくれます。

 

厚揚げは、ビーンズ邸レシピの呉汁に使いました。潰した大豆を「呉」と言いますが、厚揚げ表面の軽やかな食感と揚げの中のきめ細やかなとうふとの異なる食感が、それぞれに調和して面白かったです。

 

京トーフ「もめん」は、お店で話したとおり、麻婆豆腐にしました。黒大豆も入れて、その晩は大豆づくしのおかずになりました。

 

お店のこと

 

平野とうふ

京都市中京区 姉小路麸屋町角289 TEL 075-221-1646

日曜定休日 営業時間は9:30〜19:00

明治創業で、現在は三代目のご主人が受け継いでおられるそう。初代のとうふは北大路魯山人が、二代目のとうふは白洲次郎が好んだとか。

 

付近の様子

「俵屋旅館」「炭屋旅館」「柊屋」などにも近く、名が通った旅館でも平野屋のとうふを使われているそうです。

本能寺、京都市役所、寺町通商店街もほど近くです。

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コメント

    • 林 真悠
    • 2018年 3月 28日

    五木さん、こんにちは!
    ビーンズ邸の呉汁レシピはいかがだったでしょうか?
    豆腐屋さん、その日出来たての豆腐を食べられるというのは幸せですね。
    厚揚げも出来上がったものを食べたことがないので、それは美味しいのでしょうね(^^)

      • Nodoka
      • 2018年 3月 28日

      まゆちゃん、こんにちは。

      ビーンズ邸レシピの呉汁は好評でしたよ。生の大豆を潰したまま茹でると、けっこう泡ぶくになりましたが、先茹でして使うビーンズ邸レシピでは素材のなじみがいいなと思いました。おいしかったです。上士幌町・村上農場のジャガイモも加えて作りました。
      京都では、町のとうふ屋さんで買ったとうふや厚揚げ、飛竜頭(がんもどき)を、店のベンチや近くの公園で食べたりする人もおられます。上洛の際は、とうふ屋ツアーも決行しましょう!

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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