豆は「しあわせ」のタネである

釜座マルシェの「いちご大福」

釜座マルシェ

京都市中京区姉小路通にある高松神明神社、真田の六文銭と白い鳥居がシンボルの神社です。

豆ラボからも近く、時々お参りに寄ったりしています。そこで月に1回、毎月第1日曜日に開催されている「釜座マルシェ」、今日もなかなか楽し気な雰囲気をかもしていました。

 

一瞬は通り過ぎようとしましたが、この看板を見つけてしまい素通りできませんでした。

いちご大福 あります。

 

「いちご大福 あります」、ほんならお邪魔しましょうか(^^)

境内に並ぶ露店をチラ見しながらも、まずは最初に神社の神さまにお参りです。それから、珈琲豆や、いちご大福や、うなぎおにぎりを買い求めました。

 

「和菓子 いけだ」さんの いちご大福

いちご大福は、ひとつ250円でした。品良くうっすらとお餅の中の薄桃色が透けて見えます。まるで「早くお食べ。いちごが入っておいしいよ」と手招きしているようです。

あぁ、ホント、最初に大福の中にいちごを入れることを思いついた人は、天才ですね。ほら、もう食べる前から、あの甘くて酸っぱくてジューシューでフルーティな味が浮かんでくるでしょう?

 

先ほどの立て看板のお写真から断面の姿をお借りして、この大福の美味加減をご説明しましょう。

まず、大福餅の厚み、その薄さ加減がよろしい。中のあんことイチゴに主役の座を譲っているところが潔いです。おかげで薄桃色に染められた白餡のやわらかな甘さが、大福寄りにもイチゴ寄りにも味わえます。甘さと酸っぱさ、互いに尊重しあって1×1が5くらいにおいしく感じます。

いちごを餡で包むことで、水分を餅に移すことなく鮮度を保ってくれているようです。

いちごは「さがほのか」か「とよのか」あたりの、形よく大き過ぎない、かと言って小さ過ぎないフレッシュないちごが使われています。ピンクのベールに包まれたいちごは、まるで女王さまのよう。

餅を食べながら、あんことイチゴが口の中でいりまみれ‥‥ ん〜、絶品です!

 

京都市北区紫竹高縄町の和菓子屋「いけだ」さん。来月の釜座マルシェを待たずに、家から自転車で行ってみよ〜(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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