豆は「しあわせ」のタネである

上京区東魚屋町 入山とうふ

とうふ屋さん巡り、始めます

あずき」を追い求める日々に加え「大豆」も。春に向けて、豆腐屋さん巡りも始めました。

京都には、いい水の出るところがたくさんあるから、いいお豆腐屋さんもたくさんあります。名のある大手さん、名のある個人商店さん、まだご縁のないおいしいお豆腐屋さんをめぐって、お豆腐屋さんのことと、その界隈の町の様子を記録していきたいと思います。

豆なブログに、とうふ屋さん探検のおぼえ書きを記します。

 

入山とうふ

この店を知るキッカケは、BSフジ「東京会議」のメインパーソナリティや、下鴨茶寮 主人としても知られる小山薫堂さんが、番組内で紹介しておられたから。

小山さんが店の前で、おいしそうに食べておられた飛竜頭(ひろうす)が食べたくて、私も買いに行きました。2015年5月のことです。あれから何度か、店に寄らせていただいています。

飛竜頭は大と小の2サイズ、大 240円、小50円と値札がついていたような‥‥

合計580円払ったから、もめんとうふはおそらく240円です。

 

入山さんのおとうふは、国産大豆を水にもどして、おくどさんで炊いておられます。テレビで視たおくどさんが、店の入口からも見えます。

伺ったのは夕方5時前でした。

「店は何時までですか?」と訊ねると、「一応6時まで。でも、売り切れたらお終いにします」と。

 

ご主人からは、調理場の板さんのような印象を受けます。きっと食いしん坊で、酒飲みで、煙草も吸われる? 勝手な想像です。

入山さんのお豆腐は、デパ地下でも売られていました。大丸京都店の地下だったと思います。

 

商品のこと

飛竜頭

大きい方は、けっこう頑丈でした。生地もしっかりしていますが、ニンジンやゴボウが飛竜頭にしては厚切りでザクザク入る感じ。小さいのは、野菜の刻みがやや小ぶりでした。機械化したら作れない、包丁で人の手が刻んだ野菜の力強さが、飛竜頭の味のように思います。黒ごまが、いい感じにアクセントになっていると思います。

 

もめんとうふ

「ふつうのお豆腐も1つください」と言ったら、もめんとうふが入っていました。もめんだけど、ザラザラしない、絹ごしより少しカタメの‥‥ この豆腐こそ「京豆腐」のなめらかな食感なのだと思います。

「創業 文政十二年」‥‥西暦1829年 江戸時代ですね!?

「滋野井の名水使用」‥‥しげのい  と読みます。京都市上京区にある「京洛七名水」の一つが「滋野意の名水」です。

 

お店のこと

入山豆腐店

京都市上京区椹木町通油小路東入東魚屋町347 TEL 075-241-2339

日曜定休日 営業時間は 朝〜18:00

ご主人のお名前 入山貴之さん

 

付近の様子

第二日赤や京都府庁、中信美術館などがあります。

油小路をもっと上ルと、私の好きなオハヨービスケットや樂美術館があります。

 

「入山とうふ」のチビひろうす 2015年5月26日記載

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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