豆は「しあわせ」のタネである

治五左エ門のだだちゃ豆

始まりは、Facebookのおともだちから

今年の2月、Facebookに友だち申請が届きました。だだちゃ豆生産者のIさんが、豆なブログを見つけて、Fbで友だち申請を送ってくださいました。

生意気で申し訳ありません、私は自分から友だち申請をすることがありません。リクエストが届いても、メッセージのない見ず知らずの方は「承認」を押しません。私がエネルギーを注ぐのは「豆なブログ」です。だから、Iさんが見つけてくださらなければ、ご縁はつながらなかったと思います。

8月、テレビ番組の放送前に、収録は済んでいたけど、それでもまだ気になる枝豆を食べていました。そんな時期、たまたま見つけた「鶴岡の枝豆」がキッカケで、今度は私から連絡をとりました。

そして、不思議なご縁が広がっています。

 

だだちゃ豆には種類がある

8月10日と9月1日に、京都で2回、えだ豆ワークショップを開催しました。1回目に「皆さんで食べてください」と送ってくださった だだちゃ豆の箱に、豆といっしょに入っていた説明書。

それを見て「だだちゃ豆」という品種の豆が1種類だけあるのではなく、7月下旬頃から9月上旬頃まで、時期をずらして5つの品種があることを知りました。これは、治五左エ門さんのだだちゃ豆の場合です。ほかの農家さんには、もっと違う品種のだだちゃ豆があるのかもしれません。

治五左エ門さんのだだちゃ豆は、種を自家採取して翌年も栽培されます。種を買わないから、初代から代々十五代目のIさんの代まで、治五左エ門さんのだだちゃ豆が受け継がれてきたのですね。

すごいです、十五代って。江戸時代あたりからの家系図が残ってるのでしょうね。

 

治五左エ門さんの収穫時期と品種は、おおかた下記のような感じです。

・7月下旬 だだちゃ豆 小真木

・8月上旬 だだちゃ豆 甘露

・8月中旬 だだちゃ豆 早生白山

・8月下旬 だだちゃ豆 白山

・9月上旬 だだちゃ豆 晩生

これに載っていないのも、あるみたいです。

 

シーズンごとのだだちゃ豆

私が食べたのは、治五左エ門さんの畑で栽培された だだちゃ豆の「甘露」「白山」「平田」です。ワークショップのとき、ほんのちょっと味見だけで終わったものと、ガッツリ味わったものと‥‥

 甘露 白山

「だだちゃ豆って、こんな味がするんだ」と、改めて実感しました。

これまで、なんとなく「これが、だだちゃ豆」と思って私が食べてたのは、JA鶴岡「殿様のだだちゃ豆」でした。それ以外のだだちゃ豆を、京都では売っているのを見かけないし、生産者さんと直でつながることもなかったから。

ぜんぶで400種類の枝豆のうち、6品種は治五左エ門さんのだだちゃ豆ですね。

Iさんと知り合ったことで、遠方の枝豆は収穫されてから販売店に並ぶまで、日がたっていることを理解しました。日数が経過した枝豆は、味が薄くなる気がします。枝豆のおいしい成分は、枝豆が呼吸をすることに使われるのだそう。

だだちゃ豆を夜明け前に畑で収穫し、その日の午前中に食べたら、さぞや美味しいことと思います。数年前まで、上賀茂の谷農園を1区画お借りしていた頃は、それができていたのですが‥‥

治五左エ門のだだちゃ豆のおかげで、甘みや香りの違い、旨みの強さなどを感じました。どれを食べてもおいしいけど、来年は小真木から晩生まで5品種を制覇したいなぁ‥‥

治五左エ門のだだちゃ豆。もう、最後の「晩生」も終わる頃ですね。

これから枝豆シーズンは弘前の「毛豆」、締めを飾るのは、丹波篠山と京丹波の大粒の黒豆枝豆です。

 

◆ 「おいしんぐ」に石塚農園「治五左エ門」「だだちゃ豆の奥深き世界」が掲載されています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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