豆は「しあわせ」のタネである

「㐂み家」の白味噌雑煮と豆かん

リハビリを兼ねて

インフルエンザで1週間休んでおりました。5日間の外出禁止令期間を過ぎ、‥‥迷ったものの、先月からの約束を果たすべく、銀閣寺方面へ。向かうは「㐂み家(きみや)」、豆かんで知られる人気の甘味店です。

「㐂み家の白みそ雑煮を食べたこと、ありますか?」と誘ってくださったのは、M先生。昨夏の豆かん以来の訪問です。夏と冬では、メニューが変わります。

これは、おそらくオールシーズンのメニュー

そして、こちらが冬メニュー

二人とも「京風白味噌雑煮 小さい豆かん付」を注文しました。

 

京風 白味噌雑煮

白味噌雑煮は、黒い椀入りで運ばれてきました。

 

蓋をとると、かつを風味の良い香り。

白味噌の出汁に覗くのは、抹茶色の麩。糸かつをと柚子が添えられています。

ぽってりとした甘みの出汁の中には、お餅が2つ。白味噌汁をまとって、ぷわ〜っとやさしいお味に。

自分で作ったら、おそらく大根やゴボウ、金時人参など入れてしまいそうですが、㐂み家さんの雑煮はお餅と生麩だけ。潔いシンプルな組み合せです。

京都人以外が食べたら、とっても京都っぽいお雑煮に感じると思います。

 

 小さい豆かん

㐂み家さんの豆かんは、お店の看板商品です。

たっぷりの赤えんどうと寒天の組み合せ、北海道産の赤えんどうはとてもふっくらなめらかに炊上げられています。

ちょうどいいあんばいの寒天が、赤えんどうといっしょに黒蜜に浸されています。白味噌雑煮のあとにいただく豆かん。

久しぶりに、おいしい豆かんを食べて大満足。

病み上がりには、少し黒蜜が濃かったかも‥‥? 早く元気を回復させなければ、です。

 

M先生と豆かん、次に㐂み家さん訪問の際は「亀山」を味わってみようと思います。

㐂み家 京都市左京区浄土寺上南田町37−1

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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