豆は「しあわせ」のタネである

3月15日「赤飯の日」に、吉兆さんの鯛赤飯

毎月1日と15日は、赤飯の日

繰り返し、繰り返し、そう言い続けていたら、少しずつおぼえてくださる方もあり、うれしく思います。

そもそも1日と15日の「赤飯の日」は、みんながお赤飯を口にすることで、古くから伝わる日本の佳き食文化を、後の世にも伝えていきたいと願って言い始めました。

1年に1回、11月23日が記念日協会に登録された「赤飯の日」だそうです。しかし、1年に1回では伝わらないように思います。昔は脚気予防にも赤飯を口にしていたそうです。小豆に含まれるビタミンB1が予防につながった、と文献にもあります。

もともと、1日と15日は神棚のお榊を新しくする日です。神さまに赤飯をお供えする地域もあります。そのお下がりを人々はいただいてきました。現在の日本においては神棚のある家も、ない家も、1日と15日に限らず誰かのお祝いごとや記念日などに、気軽にお赤飯を口にする習慣が続いていったらいいなと願っています。

そうすると、もち米や小豆(大納言、ささげ)、ゴマなどの消費が今より少しは増えて、生産者さんに作り続けていただきやすくなるのではないかと‥‥。

様々なことを考えながら、「1日と15日は赤飯の日」と言い続けて7〜8年がたちました。

 

「京都 吉兆」さんの鯛赤飯

京都 吉兆は日本を代表する老舗料亭のひとつで、京都嵐山を本店として懐石の名店6店舗を展開されています。大丸 京都店B1の「京都 吉兆」さんでも最近、お赤飯の販売がスタートしたと聞いて気になっていました。

ふだん吉兆さんの鯛赤飯は三人分から事前予約が必要です。しかし、1日と15日だけは一人分を販売されるようになったそう。Tさんからご連絡をいただき、今日ようやく口にすることができました。(お店の写真は店員さんにお断りして撮らせていただきました)

鯛赤飯は、1人前 130g入りで1,080円(税込) 白ごま付きです。

お昼に買って、事務所でいただきました。

蓋をあけると、ふわ〜っとお酒の香り。滋賀県産のもち米は、しっかり色が入っています。小豆は形がきれいなまま上にのっています。おそらくご飯とは別に蒸して、盛付け時に小豆をのせられたのだろうなと‥‥。

脂ののった鯛の切り身は、お赤飯の赤に映えて紅白のお目出度さを引き立ててくれています。

冷めてもおいしい、ふっくら感。お祝いの席に似合う、料亭のお赤飯ですね〜。

 

売場にも「毎月1日と15日は赤飯の日」と掲示されていて、うれしかったです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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