豆は「しあわせ」のタネである

「朽木まるきゅう」さんのレアレア大福

火曜日だけのお楽しみ

火曜日だけ買えるとっておきの大福があります。京都三条名店街のカニ交差点入口付近に出店される「朽木まるきゅう」さんの大福(しかし、火曜日でも出店スペースは8分の5の確率で、当選しないと店を出せないそうです)。

先週は昼過ぎで完売してたから、「次の火曜日こそ」とねらって、今朝は仕事場に来るより先に三条名店街へ。大福にかける想いは、仕事のスケジュールすら調整させます。。。

おかげで今日は、とってもツイテル日でした。店開きから1時間もしないうちに出向いたから、全品まだありました。大福も好きなのを買えました。

 

自分用とハッピーホワイトデーの差入れ用に。

選んだ大福は、

◎黒米大福・・・滋賀県産の青大豆(あおばた豆)餡の大福

◎黒米大福・・・滋賀県産あおばた豆の枝豆ずんだ餡の大福

◎とち大福・・・もち米に栃の実を練り込んだ大福生地に、北海道大納言小豆の餡

差入れ用にも、ほぼ似たような大福を選びました。そうして今日は、乾燥豆の滋賀県産青大豆も買ってみました。

 

 

レアものの「枝豆ずんだ黒米大福」

レアものは、冷凍保存したあおばた豆の枝豆を餡にした大福。枝豆の餡は年に3回くらいしか作らないそうです。しかも、本日は15個だけが「枝豆ずんだ餡」なのだそう。

そんなこと言われて、買わないわけがない‥‥。横井真一さんは、女心をよくわかっておられる農家さんです。(^^)

 

せっかくだから、事務所に来てすぐ大福の写真を撮りました。豆っぽい食べものの写真を撮るのは、いつものことだけど、今日は断面写真もちゃんと撮りました(キレイな断面に切るのはけっこう難しいのです)。

 

 

左が枝豆ずんだ餡、右が青大豆餡。

 

違いは一目瞭然、色がちがいますね。

枝豆ずんだは抹茶色で、青大豆餡は芋ようかんみたいな色をしています。

味の違いは‥‥ あくまで個人の感想です。

・黒米餅のやわらかさが、枝豆ずんだ(左)のほうがやわらかい。青大豆餡(右)は、餅が肉厚で、餅とり粉が多い。

・餡は、枝豆ずんだ餡(左)のほうが若い豆々しさを感じます。心もち粒感、心地よいザラツキも感じます。

・青大豆餡(右)は、きな粉風味のなめらかな大豆味に感じました。専門用語では、餡粒子が細かいように感じました。

 

じっくり観察しながら、2個の大福を半分ずつ交互に食べ比べました。

比べたら違いがわかるけど、1個ずつ食べたら、どっちも「ただ、ひたすら」おいしいと思います。何も考えずに、茶でも飲みながらぼさ〜っと食べるのが、疲れた脳ミソにおいしいと思います。

横井さんとこの大福、また食べたくなるやさしいお味です。滋賀の朽木から京都の売場までクルマで1時間くらいかけて、大福販売に来てくださっているそうです。(^^)

 

 

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  1. 2018年 3月 05日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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