豆は「しあわせ」のタネである

「朽木まるきゅう」の大福を買いに

火曜日のお楽しみ

京都市営地下鉄 東西線 市役所前駅から徒歩5分くらいのところ、三条名店街商店街のJTB前に、毎週火曜日、朽木の食べ物を売りに来ておられます。その中に、私の好きな「黒米大福」と「とち大福」を製造直販されている「朽木まるきゅう」さんも来られています。(いまも抽選に当たったときだけでしょうか? 聞きそびれました)

「久しぶりに、行ってみよう。ハズレたら仕方ないか‥‥」と思いながら行ってみると、幸運です。横井さんの姿が見えました。

横井さんは、まるきゅうの責任者。社長さん?

横井さんは自分の畑で育てた古代米や大豆などを使って、大福やお餅、かきもち、お赤飯、生豆の大豆などを販売しておられます。

その大福のあまりのおいしさに、私は方々に配りまくり、昨年4月は東本願寺さんで開催された「あずきフェスタ」にも招致のお声かけをさせていただきました。

まるきゅうさんの大福は、コシがあって固くなりにくい。ということは、蒸し米を杵つき? かどうかは、わかりません。

初めて知った2017年の2月から「安すぎるやろう!」と思いながら、私はここの大福を買っています。

とち大福 130円・よもぎ大福 120円・黒米大福 120円・きな粉おはぎ 120円

とちとヨモギの大福には大納言小豆の餡入りで、黒米大福にはずんだ豆の餡が包まれています。

 

まるきゅうの大福は、安すぎる

新年初めての買い物は、大福2つ(左は、ずんだ餡入り黒米大福、真ん中は大納言餡のとち大福)と、おはぎを1つ。

計 370円でした。税金も内税なのです。

今日、無礼ながらも横井さんに訊ねてみました。「横井さん、安すぎますよね? 何でですか?」

「材料の大半は自分のとこで作ってるから、この価格で出せます。食材を仕入れるようになったら、この価格では無理ですね。高島では小豆が育たないから、今も小豆は北海道産を買っています」と。

「消費税アップのタイミングで、値上げしてくださいね」

「安いと材料が悪いと思いますか?」

「いいえ、これだけ話してるから思いません。初めての時も、食べてすぐ真面目に作っている商品だとわかりました。そして、何でこんなに安いんやろ? これで、やっていけるんやろうか? と、心配になりました」と‥‥ 無礼ですね。ワタシ

だけど、余計なお世話を言いたくなるくらい、ここの大福が好きなのです。

今日、ずいぶん久しぶりに、きな粉のおはぎも買いました。せっかくなので、断面写真を載せておきます。

おそらく、このきな粉も自家製大豆から挽いたきな粉なのでしょうね‥‥。

機会を作れる方は、火曜日の午前中に買いに行ってください。火曜日に抽選に当たって出店されるかどうかは、商品シールに貼ってある番号に電話して「明日、出ますか?」と訊ねてみてください。

朽木まるきゅう 080(8325)4571

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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