豆は「しあわせ」のタネである

洛西のとうふ屋「京仁助」さんへ

気になるおとうふ屋さん初訪問

6月某日、西京区の「京仁助」さんを探して行きました。

上京区から、バス → 阪急(桂駅下車、西口を出て3番乗り場・8)→ 市バス(南福西町下車) →「マルシゲ」スーパーを目指し、徒歩5分くらい。迷わなければ、おおよそ1時間ほど道のりでした。

ネットで詳細な情報が拾えず、バス停からスマホのナビで大いに迷い、20分以上歩き回りました。やっと見つけた「京仁助」さんののぼり。

「やったー! あったー!」と近づいて行き、お店に入る前にもう1枚。

おとうふ屋さんに、豆腐料理のお店が併設されています。お店に入ると、感じのいい奥さんが対応してくださいました。

閉店1時間前くらいの時間で、商品はやや品薄気味でしたが、お話ししながらいくつか分けていただきました。「とうふ好きです。上京区から来ました」と言うと、豆腐料理屋さんのことも紹介してくださいました。

平日のお昼のみの営業だそうで、行くのはちょっとハードルが高いと思いつつ‥‥ でも、この奥さんが作られる料理だったら食べてみたい気がします。

交通費 片道660円、約1時間をかけて行き、滞在時間 約10分。それでもまた、買いに行こうと思いました。

 

京仁助さんのおとうふ、おあげ

全部で5品、計865円でした。おぼろとうふ 200円は、その日の特売で160円でした。

まずは、京仁助さんの「揚げ出しとうふ」からいただきました。

ふっくら、やわらか。温めていただきました。揚げたては、もっと美味しいのでしょうね。

こちらは「絹ごし 柚子入り」です。

ラベルの印象が優雅で、柚子入りにも惹かれました。表面にゆるく櫛目のような線が入っています。とうふ全体に柚子の香が感じられ、小さい柚子の粒が時々ちょこんと目に入ります。

これ、好き!

食べるとき、櫛目に沿うように箸を入れ、スーッと下まで箸を降ろして切るように取り、口に運びます。おいしいなぁ、おとうふ。何もかけず、塩や醤油もかけずに、とうふの風味を味わいました。

「本にがり 絹ごし」は、温めると溶けますから、とお聞きしていたので冷や奴で。温めなくても、とろけそうなユルユルのやわらかい味わいのおとうふでした。

「おぼろとうふ」は、ぷるんとした質感がスイーツっぽい印象も。

夜の写真で恐縮です。そば塩と大葉をのせていただきました。

このお店のおぼろとうふが美味しいことは、知っていました。お店まで行って自分で買ってくると、いっそう美味しく感じます。

「おあげ」は、ふっくらとして弾力があり、油の風味もよい味わいに。素焼き、茄子と炊き合わせ、みそ汁でいただきました。どれも美味しくて、中でもみそ汁との相性は格別でした。

次は豆腐料理とゆば、からし豆腐を目指して行こうと思います。

 

京仁助 京都市西京区大枝北福西町3-2-19

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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