豆は「しあわせ」のタネである

豆腐料理「にすけ」で昼ごはん

洛西ニュータウンの豆腐料理屋さんへ

少し前に伺った洛西の豆腐屋さん「京仁助」さん。その2階に、豆腐屋の奥さまが切り盛りされている豆腐料理屋さんがあります。前回、店番をしておられた豆腐屋の奥さまが作られる料理は、どんなお味がするのだろうと気になって食べに行って来ました。

12:00ちょうどにお店に伺うと、既に数組のお客さま。和のしつらえが心地よい空間です。

◯あげだし豆腐ランチ

◯にすけランチ

◯にすけスペシャル  の3種類。

迷って選んだのは、にすけスペシャルでした。

 

品数豊富な豆腐料理の数々、にすけスペシャル

大きなお盆に、大小10種類の器。驚きの、うれしいボリューム。テーブルに置かれてすぐから、とうふやお揚げ、ゆばがどのように使われているか、脳は無意識に働いています。

おぼろとうふ、揚げとうふ、揚げと豆腐のみそ汁、おからコロッケ、湯葉のちりめん山椒佃煮、瓜と揚げの和え物、汲み上げゆば、牛蒡と人参を揚げで巻いたもの‥‥私のカウントが間違っていなければ、合計8種類に「京仁助」の食材が使われています。

 

白ごはんと野菜サラダ、浅漬け以外、すべて豆腐料理! テンション上がります!

「こんなに食べられるかな?」と思ったけど、ぜ〜んぶ食べてしまいました。キャベツのひとすじも残すことなく‥‥

これだけの品数を飽きさせずに最後まで食べる気にさせてくれるバランスのよい豆腐使い、勉強になります。丁寧な仕事が、器に品良く盛られています。

  

おぼろとうふに添えてワサビ、椎茸で煮た揚げで作る野菜の巻物、揚げ出しとうふの上に載る揚げ茄子に糸かつお、たこ焼きのようにまん丸おからコロッケにはソースとマヨネーズを添えて。

 

時間をかけたら自分でも、もしかしたら作れるかもしれない豆腐料理。

いつものパターンでいくと、とうふがおいしくてそのまま食べてしまうから、豆腐料理まで行き着かない‥‥

ちょっと、この辺りで「暮らし方改革」でもやりたくなってきている昨今であります。

豆腐屋の奥さまが作られる豆腐料理に、

愛はお盆の上にある、そう感じた「にすけスペシャル」でした。

 

豆腐料理 にすけ 京都市西京区大枝北福西町3-2-19 2F

営業時間 11:00〜14:00 ラストオーダー 13:30、土日祝定休

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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