豆は「しあわせ」のタネである

京都伊勢丹11F「京豆富 不二乃」

混雑を予測して

「百貨店の最上階レストランは、きっと混むだろうな」と予測して、昼の12時より10分、15分早めに行きました。ジェーアール京都伊勢丹11Fに入っている「京豆富 不二乃」さん。平日のお昼間でしたが、既に2、3組の待ちがありました。

ナイスビューな窓側の席、窓際ではないけど外が見える席、奥の席がありました。通されたのは、店の奥の席。4人掛けのテーブル中央には、湯どうふ用のコンロも常備されています。

ランチタイムはコース料理が4種類ほどありました。お客の9割が女性。50代以上、60代、70代くらいの方々が満足そうにお食事されています。

 

おとうふ尽くしの昼食

お揚げと春キャベツの胡麻よごし、湯葉とセロリのあちゃら漬け

ゆばとうふ、胡麻とうふ、マリネとうふ、引き上げ湯葉のおさしみ

吸物、香物、若竹とふっくらお揚げ・お野菜の炊き合わせ

お揚げと筍の炊き込みご飯、豆乳クリームコロッケ サラダ添え、ふわふわおぼろとうふ(おかわり自由)

豆富お茶菓子(3種類からチョイスしたのはバームクーヘン)、丹波黒豆コーヒー

以上のうち、ナント12品にとうふやお揚げ、豆乳、豆が使われていました。

すごい! さすが、世の中に「とうふ料理」というカテゴリーすらなかった頃に、最初にとうふを使った料理を多数考案された藤野久子さんの遺伝子を引き継ぐお店です。

これで、税込 2,592円でした。

とうふと侮ることなかれ。これだけいただくと、相当な満足感があります。野菜やとうふが豊富に摂れて、「お揚げと筍の炊き込みごはん」など、自分でも作ってみたいと思う料理も知って、満足満足。

帰りに、前回から気になっていた「丹波黒豆コーヒー」を購入しました。京都伊勢丹 地下2Fには「京とうふ 藤野」さんのおとうふやお揚げなども販売されています。

 

藤野さんのお店

昨年12月に、藤野久子さん(京とうふ 藤野 専務)に、毎日新聞「とうふ屋のある町は いい町だ」の取材でお目にかかりました。掲載は2019.1.19(土)でした。

長年あこがれ続け、ようやくお会いすることが実現し、うれしかったのです。そして、藤野さんの全部のお店に行ってみようと思いました。

◎京とうふ 藤野本店/お店の2Fで「とうふのコース料理」が味わえます。

◎TOFU CAFE FUJINO/本店1Fはカフェ&おとうふ販売をされています。

◎錦市場 こんなもんじゃ/テイクアウトが人気のとうふドーナツ。おとうふ類も購入できます。

◎百貨店内直売店/京都伊勢丹の地下2F

◎京豆腐 不二乃/京都伊勢丹の11F

☆藤野茶房/堂本印象美術館内、ここだけ未踏です。

現在は美術館の展示入れ替えで全館休業中です。通常営業は、4/3〜 全店制覇は近い!

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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