豆は「しあわせ」のタネである

「豆・豆料理探検家」について

私がつくった肩書きです

「豆・豆料理探検家」という職業名は、10年以上前に私が作りました。料理研究家の先生方とは一線を画した仕事をしようと思ったのです。

豆と豆料理に関わる人たち、場所を訪ね歩き、自分の目で見て、味わって、そこでどう感じたのかを発信していこうと思いました。自分でも豆を使って料理や甘味を作り、その使い方を広めながら、豆好きな人を増やしたいと考えました。

仕事で原稿を載せてくださるメディアによっては、この「探検家」という名称が引っかかるらしく、「豆・豆料理探検家を名乗るフリーライター」と載ったり、「自称  豆・豆料理探検家」と書かれそうになったりしたことがあります。

ひどく傷つきました。無名人が何を言っても通用しませんでした。

だから、いつか「豆・豆料理探検家」として世に出よう。そして「〜を名乗るフリーライター」「自称〜」などと書かれないくらい突き抜けよう、と思いました。

※豆なブログを引用し、無断転載しておられる方々、私の職業名を勝手に書き違えないでください。そして、推測や憶測を付加した無断転載をやめてください。

 

冒険家ではなく、探検家です

「探検家と名乗ると、故・植村直己さんのような方と誤解を招くから」というのが「探検家」NGの理由。調べてみると、植村さんは探検家ではなく冒険家と載っていました。私には今のところまだ、上村さんのような命がけの豆の冒険はできません。

私はせいぜい、ご近所のお店や出張先、そのほか日本各地の気になる豆エリアや生産者さんたちを、「こんにちは」と訪ねて行く程度のことしかできません。そんな私が「豆・豆料理探検家」を名乗ると、本物の冒険家や探検家の方々にご迷惑をおかけするのかもしれません。

だけど、例えば一人の人間が、自分の中にあるドキドキや好奇心を満たすためにする行動は、私にとっては小さな「探検」です。テレビ番組「マツコの知らない世界」の冒頭で、マツコさんにも指摘されました。が、自分の住んでいる京都のとうふ屋さんや、デパ地下、甘味処などで手にして味わう豆っぽいのも、私にとっては「豆・豆料理探検」なのです。

男性も女性も、若い人も年長者も、自分にとって新しいことを確認するために足を運ぶことを「探検」と言ってもいいのではないかと、私は思うのです。

 

豆好きを増やしたい

世の中に無いものを新たに作り出すと、世間は賛否両論さもありなんな顔をしてダメ出しをしてくれます。

「女装家」という職業名が立派に通用する時代なのだから、豆・豆料理探検家も早く当り前に通用する時代になってほしいと思います。世の中にない職業を、私が10数年前に作りました。そして、何と言われてもメゲずに続けてきました。誰もやっていないことを、私はやっていこうとしています。

世の中に、豆好きな人を増やしたい。

それが、豆・豆料理探検家の願い。周囲に賛同して応援してくれる人がたくさんいます。

仲間を増やしながら、道を拓いていきます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 4月
« 3月   5月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー