豆は「しあわせ」のタネである

【梅田】豆の日イベント2019 に参加しました

2019.10.30

2件

知る・見る・味わう 和菓子を愉しむ会

関西の豆の日イベントは、昨年に引き続き「豆×和菓子」のイベントでした。往復ハガキを出した900名の応募者の中から抽選で200名が当選。私も当選し、参加券を獲得しました。クジ運強いです。

阪急うめだ本店の9階のホール入口に、開場時刻には既に行列ができていました。皆さんの期待がわかります。

本日も、第1部は藪光生 先生のお話。

第2部は、和菓子の製造実演と試食会でした。

私の最たる目的は、藪先生のお話をお聴きすること。だから、今日も大満足で帰ってきました。関西輸入雑豆協会さま、全国和菓子協会さま、ありがとうございます!

 

基調講演「小さな豆から大きな健康」

豆類振興会の広報委員長であり、全国和菓子協会の専務理事でもある藪光生 先生。豆の催しがあると、ご講演をされるか、シンポジウムのコーディネーターとして賢者の取りまとめをされるか、ほかの誰にもできないプロフェッショナルな仕事をされます。皆が「藪さんに任せたら大丈夫」と信頼されているのがわかります。

およそ1時間の流暢なご講演は、聴く者を熱くします。豆のこと、和菓子のこと、博学であって伝わりやすい言葉で話してくださいます。だから、私は藪先生のお話を何十回も聴きたいのです。

今日のお話から、印象に残ったことのおぼえ書き。

<豆のお話>

・牛1頭を育てる穀物は、人間1万人が食べる量に匹敵する

・人間の脳ミソの46%は、16日間で新しくなる。残り54%が入れ替わるのは150日

・豆には面倒くさいくらい、たくさんの栄養がある(笑)

・50年くらい前には相手にされなかった食物繊維、腸のぜん動運動を促すなど、身体に有用な働きをする。それを発見したのは、ニューヨーク大学のウォーター・トロール博士

・ポリフェノールは、すべての食物が持っている。ポリフェノールは、自分の身体を守るための成分であり、人間にとっては抗酸化作用を発揮してくれるありがたい成分。

・豆はラズベリーやブルーベリーの次に、ポリフェノールの含有量が多い。

<和菓子のお話>

・春は「山笑う」、夏は「山滴る」、秋は「山装う」「山彩る」、冬は「山眠る」、山を見てこんな素晴らしい表現をする感性を持っているのは日本人だけ

・葛のお菓子は冷やしてはいけない。葛は86%がデンプンでできている。葛は、お菓子に涼感をもたらす

・藪先生いわく「和菓子は心の栄養。和菓子を食べながら怒った顔をしている人はいない。みんなが笑顔になる、やすらぎの機会」

・和菓子にニオイがないのは、お茶との関わりによるところが大きい。「においが静かである」のは、和菓子を食べたら口溶けが良い(味がすーっと消えていく)おかげで、お茶を味わうことができる

・和菓子における「聴覚」は、菓銘を意味する。「秋の山路」「錦秋」「松間の錦「竜田」‥‥

・東京の菓子屋で柿の練り切りに「初ちぎり」という菓銘がついていた。俳人・加賀千代女が詠んだ「渋かろか 知られど柿の 初ちぎり」からとったのだとピンときた

・和菓子屋さんに行ったら「どうして、こんな名前がついたのですか?」と訊ねてみよう。どうして? と訊くのは楽しい

藪先生は、「私はもうすぐ80歳ですが、こんなに元気です」と笑っておられました。もしかすると、ボロボロの私より藪先生のほうが、お元気なように思います。

藪先生のご講演を、私はあと何十回もお聴きしたいです。80歳になられても、90歳になられてもお健やかに、お元気に豆の話をしてください。

 

第2部のマトメは、こちら

関連記事

コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2019年 10月 31日

    のどかさんこんにちわ
    藪先生の講演にエネルギーもらわれたことでしょう。
    のどかさんのレポートからも豆のお話、和菓子のお話しっかり学ばせていただきました。
    ありがとうございます。
    身体に気を付けてご活躍ください。

      • Nodoka
      • 2019年 10月 31日

      髙橋さま いつも、ありがとうございます。
      どうぞ、山装う、の秋を満喫してください
      髙橋さんも、ご自愛ください。

豆行事や催しなど

2019年 11月
« 10月   12月 »
     1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

バックナンバー