豆は「しあわせ」のタネである

中村軒の麦代餅&・・・

桂離宮の界隈

「味のわかる大人になる勉強会」2回目は、桂離宮界隈。創業13年の[隆兵そば]さんのお蕎麦充実コースを堪能させていただきました。蕎麦のコース料理は絶品で、其処此処に注がれた手間を有り難く味わいました。[隆兵そば]さんのことはまた、別の媒体に書くことにして‥‥

帰りに、すぐ近くの[中村軒]さんに寄り道してもらいました。大人女子、おなかはいっぱいなのに、おいしい和菓子と聞けば、持ち帰りを所望する(^^)しあわせなことです。

 

中村軒のお菓子箱

箱の蓋に描いてある墨絵は、とってもお店の雰囲気を写しています。江戸時代からそこに存在してきた街道の茶店のような‥‥ 調べたら、明治の初め頃に初代が饅頭屋さんを始められたそうです。

[中村軒]さんのことは以前から赤飯と麦代餅で存じ上げており、お店に2回、髙島屋で数回買い求めたことがあります。[中村軒]と、その御名を耳にするだけで、脳裏にぷわ〜っとあの麦代餅の画像が浮かんできます。

その[中村軒]さんに寄り道してもらいました。

おなかがいっぱいだったから、本日中の和菓子は

・麦代餅のミニを2つ

・さくらもち

を求めました。少し日持ちするほうの

・剛力餅 の3個入り

・白きんつば (^^)

 

中村軒の麦代餅(むぎてもち)

ふりがながないと「麦代餅」を「むぎてもち」とは読めませんね。

麦代餅は、田植えのときなどに間食として食べられていたそうです。

1回分の間食として、麦代餅2個(けっこうなボリュームです)を農作業をされている田畑に出前して、農繁期を過ぎた半夏生の頃に麦代餅の代金として、麦をいただかれていたのだそう。

麦代餅2個で約5合(1升の半分)の麦と交換、ということは2人でお茶すると麦1升だったわけですね。本日の麦代餅はミニのほうだから、麦1升で6個くらいになるのかなぁ・・・?

 

箱の蓋をあけると、きな粉の香ばしいかおりがふわ〜っと広がります。きな粉を机や服にこぼさないように皿に取り分けて、いただきます!

うん。おいしい(^0^)コシのあるお餅の中に、さっぱりと上品な粒あんがぷっくらと挟まれています。農作業の合間に、田んぼの畦に腰掛けて食べたら、こうして仕事部屋でつまむより何倍もおいしいでしょうね〜。

いえ、仕事部屋でいただいても充分おいしいです。

実家の田植えや叔父の茶畑の茶摘みの頃に、届けてあげたいなぁ、と思ったりするけど‥‥

今日の麦代餅は今日中に食べるのが上等です。

残念だけど、ふるさとの皆さん、ごめんなさいね〜

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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