豆は「しあわせ」のタネである

[草喰 なかひがし]さんで使われていた豆

予約が取りにくい店[なかひがし]

お店に行きたい、料理を味わってみたいと思って、これまで何度か予約を試み挫折の繰り返し。ようやく今日の予約が取れたのは、7月1日の夕方ではなかったかと思います。

◎初めて予約する人は、毎月1日の朝8時から電話をかけて、翌月分の予約が可能だそうです。

◎別にリピーター枠というのがあり、既に来店した日を伝えると、数ヶ月先以降の予約がとれるそうです。本日8/12の場合は、来年1月のリピーター枠で空いている日、もしくは2月のリピーター枠をお願いできるとお聞きしました。

 

 

本年1月から、友人と2人で始めた「味のわかる大人になる勉強会」のおそらく5回目、ついに念願の[なかひがし]さんに行くことが叶いました。

期待のあまり、待ち合わせ時間の30分以上前に銀閣寺道バス停に着き、店の前を2往復ほどして付近を散歩しながら開店するのを待ちました。

 

[なかひがし]さんの料理

いちいち料理の写真を撮るのは失礼かなと思ったけど、私も‥‥

やっと伺うことができた[なかひがし]さんの料理を、記憶しておきたかったのです(ブログ掲載については、奥さまに確認をして載せています)。

お料理の最初から最後まで合わせると、14品+炊き立てのごはん(変わり端、白、パリ、NY)をいただきました。

 

豆なブログにつき、豆が使われていた料理だけ載せておきます。

<先付け>

琵琶鱒のお鮨にのっているのは「柊野ささげ」です。お盆のこの時期ならではのやさい豆、うれしく味わいました。

海老の上に見えるのは、茄子に枝豆を挟んだもの。5粒の枝豆が、出汁で煮た茄子に行儀よく愛らしく顔をのぞかせていました。(^^)

トウモロコシや蓮も、見事なお味でした。

 

<肉料理>

鹿肉を焼いたものに、山田牧場のチーズがのっていました。

その奥に見えるのが、いんげん豆。小ぶりなモロッコいんげんのような印象です。黄色と緑色のズッキーニと共に添えられていました。

 

<甘くないデザート>

「目玉おやじの〜」と説明してくださいました。黄緑色にバルサミコが目玉のように描かれていたのですが、もたもたしてたから流れてしまいました(スミマセン)。

[なかひがし]さんの井戸水で作られた寒天や、すもものコンポートなどに混じり、

真珠豆」のうっすら甘煮と「ぶどう豆」ものぞきます(左の写真は、裏側から豆を強調して撮りました)。

大原産の真珠豆は初めてでした。丹波篠山と北海道産の真珠豆をいただいたことはありますが、大原でも栽培されていることを知り、うれしくなりました。真珠豆は水に戻すと、手亡豆より丸みを帯びた、ぷっくらま〜るい生成りっぽい色に膨らみます。ホクホクとしたデンプン質がわかる茹で上がりでした。

若い頃(やさい豆)は「祇園豆」と呼ばれるのだと、ご主人に教わりました。祇園祭の頃に種をまくから、その名が付いたそうです。鹿肉に添えられていた緑色の莢、いんげん豆はもしかして‥‥?

 

ぶどう豆は、黒大豆の別称。京丹波産だと思います。こちらは、他の食材とは異なる食感のアクセントになるよう噛みごたえを残されたのだろうなと思いました。

噛むことで、黒豆の香ばしく豊かな味わいが口の中に広がり、「あぁ、今日は何と素晴らしい日だろう」と実感できました。

 

[なかひがし]さんの料理は、たくさんの食材を組合わせ、細かいところまで手をかけた料理でした。旬、歳時記、出逢い、遊び心、ユーモア、いろんなお心遣いが、どの器からも伝わってきました。

ご主人・中東久雄さんは、ご自身の知り得る限りの「おいしい」を、客人一人ひとりに惜しみなく披露し、「ようこそ、お出でになりました」と全身でもてなしてくださる、サービス精神のかたまりのような方でした。

テレビで拝見した気難しさは、店の顔にはありません。皆にまんべんなく声をかけ、楽しませ、胃袋のサイズを3割増しくらい大きくさせる能力の持ち主。

 

本当においしいお昼ごはんをいただきました。特に炭火で炙った鮎の塩焼きは絶品でした。その辺りのことは、また、別の機会にしたためます。

 

なかひがしさん、ご馳走さまでした(^^)

 

草喰 なかひがし 京都市左京区浄土寺石橋町32-3 銀閣寺交番所前 TEL 075-752-3500

※要予約 昼 12:00〜14:00、夜 18:00〜21:00 毎週月曜と月末火曜は定休日

 

追記 なかひがし さんのお昼ごはんについての記事、いただいたお料理の写真等が

kyo・miori ホームページの きょうと彩四季ブログに掲載されました。

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  1. 2017年 8月 18日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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