豆は「しあわせ」のタネである

緑豆を使って《料理のあしらい編》

3つ前に書いた緑豆(りょくとう)の続篇です。

緑豆の甘くない使い方を考えました

写真左は乾燥状態の緑豆、右は水煮にした緑豆。ゆで方は、こちらの真ん中あたりにあります。

緑豆の大半は、中国やミャンマーなどで栽培されたものが日本に輸入されています。その多くは、もやしや春雨の原料に使われるそうです。

海外のように、水煮にした緑豆を甘くして、タピオカやココナッツミルクを混ぜてスイーツとしていただく食べ方もありますが‥‥ もやしや春雨以外の、甘くない食べ方ってないのかなと考えました。

 

緑豆は三杯酢やポン酢と合います

私が思いつく最も手軽な食べ方は、ところてんのトッピングです。

<材料> 水煮にした緑豆、ところてん、三杯酢またはポン酢、ミョウガ

①軽く水洗いして、水切りしたところてんを器に盛る

②薬味にミョウガをスライスしておく

③緑豆を三杯酢と混ぜて、ところてんにかける。薬味のミョウガを上に散らす

 

緑豆はトマトとも合います

冷しゃぶのトッピングにしてみました。

<材料> 水煮にした緑豆、しゃぶしゃぶ用の豚肉、トマト、大葉の千切りやブロッコリースプラウト、ポン酢

①豚肉を軽く湯通しし、常温に冷ます

②トマトをさいの目切りにし、緑豆と軽く混ぜて①にトッピングする

③ポン酢を回しかけ、ブロッコリースプラウトを散らす

 

そのほか、緑豆と春雨のチキンスープ、冷や汁などにも合わせてください。

緑豆は粒のこしでキレイに煮るより、少し煮くずれるくらいのほうが、デンプン質のほくっとした感じがわかっておいしいように思います。

身体の熱を冷ましてくれる緑豆は、夏場におすすめの豆です。手頃な価格ですが、豆の専門店かネット通販で入手してください。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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