豆は「しあわせ」のタネである

答えは「GREEN」にありました(^^)

これが「ささげ」?

7/18の「豆なブログ」続編です。

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左は京都市北大路の食品スーパーで税込105円で買った「北海道産ささげ」です。どうしてこれが「ささげ」なの? 「モロッコいんげん」だと思うんだけど‥‥ と疑問が消えぬまま、とりあえず何か作ってみようと、その姿かたちからごま和えに。

食べやすい大きさに切って、ひと茹で。Sちゃんにいただいた「煎り酒」とすり胡麻をまぶして‥‥ 出来上がったのは、まるで「モロッコいんげんのごま和え」のようです。

 

グリーン編集部にお訊ねしました

グリーン」というのは、ホクレン農業協同組合連合会(札幌市)企画・制作・発行されている小冊子です。かつて、京都の郵便局で定期送付案内を見つけて申込み、数号前から見させていただいています。

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A4チラシの裏に小さく載ってたこの表紙に心惹かれ、定期送付とは別に、この豆の号だけ特別にお送りいただいたのでした。

GREEN 2015年9月号は、やさい豆の特集号。

こんな特集をされた編集部なら、北海道の「ささげ」と「モロッコいんげん」のつながりをご存知かもしれない‥‥ と思いました。

電話をかけてみると‥‥ Mさまがご対応くださり、初めて納得いく答えが得られました。

やさい豆の特集号、P1〜2の本文に答えが載っていました。Mさまに習ったまま転載すると、

 

北海道で「ささげ」と呼ばれるものは、写真の平さやいんげんの仲間で、れっきとしたインゲン属。一方、ササゲ族のささげは、30〜60cmにもなる細長いさやを食べるもので、完熟種は赤飯に使われることで知られています。つまり別物なのですが、実際、◯◯ささげといういんげんの品種もあり、地方によって呼び方が違うこともあるようです。

 

と記されていました。あぁ、すっきり!

 

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平さやいんげん」は、左の写真の左上。「モロッコいんげん」は左の写真の右下に写っています(グリーンのP1〜2)。私が疑問に思った「北海道産 ささげ」は右の袋入り写真。

「平さやいんげん」とも、「モロッコいんげん」とも言えそうな見た目をしています。やっぱり北海道では、これら平べったい形状のいんげん豆を「ささげ」と呼ばれるのですね!

日本各地の豆が持ち込まれ、根付いている北海道だから、何でもアリなのですね。(^^)

 

GREENというホクレンさんの冊子と、面倒な質問にご対応くださった編集部のスタッフさんに感謝すると同時に、「この冊子もまた誠実に作られている素晴らしい冊子なんだ」という印象を強くしました。Mさま、ありがとうございます。

 

GREEN を読みたい方は‥‥

左の写真が最新号。メロンとすいかの特集号です。

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隔月発行のGREEN 小冊子(A5サイズ)を無料でお送りいただける定期送付は、ハガキかFAX、WEBから申込みできるようです。

北海道の野菜のこととか、ハムや加工品などのことが身近に感じられるように編集されています。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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