豆は「しあわせ」のタネである

「さしみゆば」のゆば丼 & ・・・

とうふ屋のある町は、いい町だ

新聞連載のおかげで、おとうふ屋さんで買ってくるとうふを食べる機会が増えました。

最近、「Soy ファースト」「豆ファースト」などといったお声を耳にしながら思うこと。大豆や豆を口に運んで意図的に脳を刺激し、おなかを膨らませた状態で食事を始めるより、普通に食卓に並ぶおかずの中で、「冷や奴から先に食べよう」くらいのノリのほうが健全ではないかと、個人的に思うのです。

「ボクは昼食にパックの豆しか食べません」と聞いたとき、「え〜、大の男が、そんなんで仕事できるの?」と思いました。豆好きの私でさえ、そんな食べ方、よぉしません‥‥

 

とうふ屋さんの店頭で、手づくりのお豆腐や、揚げ飛竜頭白和えなどを見ながら「う〜ん、どれにしよう。2日くらいで食べ切る量に抑えないと‥‥」と厳選するのって、楽しいです。「今日はここまでに抑えるけど、この次はコレにしよう」と、買う前から次回を想像しています。

こちらは、「てづくりとうふ すがい」さんのおとうふや、ゆば。どれも、さすが! のお味です。

 

エピソード4 ゆば丼

さしみゆば 適当な大きさに切り わさびしょうゆか ぽん酢でお召し上りください」の表示に習い、最初はぽん酢でいただきました。

大きなゆばが、風呂敷のように折り畳まれ、たっぷり入っています。2人で食べても、まだ余る量。いえ、意図的に少し残しました。

その残しておいた湯葉を使って、ゆば丼を作りました。

前に外で食べたゆば丼は、おいしかったけど、ゆばの量がショボショボで‥‥ 今回のゆば丼は、適当な大きさに切ったゆばをたっぷりのせました! うれしい。写真に見える湯葉の下に、幾重にもかさなっています(^^)

「あげだしどうふ」のタレを活用し、擂り下ろした生姜をちらしていただきました。うふふ。

 

ゆばって、とうふを作るときに上に張る膜ですよね。牛乳だったら捨てられる膜が、豆乳だったら売り物になる? これも素晴らしい! しかも、大豆つながりの味がおいしい。たんぱく質って、エライね。

後日、お聞きした話によると‥‥ 豆乳濃度があまり濃すぎても、いい湯葉にはならないそうです。薄くてハリのあるおいしい湯葉を作るには、やっぱり職人技が必要なのだろうと思います。

お話をお聞きしながら「まるで、伝統工芸の手透き和紙みたい」と思いました。

 

知らなかったときは食べなくても平気だった食べ物が、その美味しさを知ったがために忘れられなくなる‥‥ 私にとって「さしみゆば」は、そんな食べ物になりそうです。

エピソード5では、「ゆばしゃぶ」をいただきました。そのお話は、また後日(^^)

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  1. 2018年 9月 14日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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