豆は「しあわせ」のタネである

「お赤飯の日」の赤飯レッスン

11月23日は「お赤飯の日」

「毎月1日と15日は赤飯の日。あなたも誰かとどこかで、お赤飯を口にしませんか」と、2007年〜2008年頃から、皆さまにお声かけをしています。

加えて、本日11月23日も一般社団法人 赤飯文化啓発協会さん制定の「お赤飯の日」です。かつて行われていた「新嘗祭(にいなめさい)」にちなみ、国民の祝日として「勤労感謝の日」が制定され、その日を「お赤飯の日」と定められたのは2010年のことだそう。

「いつも、お仕事おつかれさま」「明日もまた、いい仕事ができますように」、そんな気持ちを込めて、赤飯を作る(口にする)人が増えたら、気持ちがおだやかになりまね。

 

11月23日、豆ラボでは「お赤飯の日」に合わせ、赤飯レッスンを開催しました。

 

赤飯男子が増加中

本日ご参加くださったのは、職場が豆ラボのご近所の30代男性2人。赤飯の作り方と、日本人の暮らしと赤飯を食べる習慣小豆の扱い方などをお伝えしました。

炊飯器で作るお赤飯は、小豆をカタ茹でにしながら、お米を水洗い〜保水させ、炊飯器にセット、スイッチ・オン! 炊き上がりまで約1時間半。

炊飯器の場合は、もち米:うるち米(白米)を3:1の分量比で混ぜて作っています。水加減は、いつもの白米だけで炊飯する時より「やや少なめ」、これを間違うとヤワヤワお赤飯になってしまいます。

小豆大納言や、ささげ)は、お米1合に対し、大さじ1くらいの分量を使ってください。

豆が割れないようにする秘訣、塩加減のこと、小豆の色が出にくい時、赤飯のカタサ調整のコツなどもお伝えしながら、3人の合作が出来上がりました。

これからお父さんになっていくだろう人たちが、「赤飯はお父さんの味、ってなったらいいよね」と話しながら、赤飯を頬張っておられるのを目にし、私は心の中で「ブラボー! ワンダフル! やったぁ!」と喜びました。

 

MISOポタージュと、その他の豆料理

赤飯と並行して手亡豆を使ったMISOポタージュも一緒に作りました。

MISOポタージュは、豆料理教室でレッスンするのは初めてでした。白みそと豆ラボ仕込の秘伝豆味噌で、すこぶるいい塩梅のお味に‥‥。笑いあり、ヒントあり、繰り返し味見ありの楽しい時間を過ごさせていただきました。

事前に仕込をしておいて、簡単に作り方をお伝えしただけの料理がいくつか。

 

紅大豆とひよこ豆のチキンビーンズ

紅大豆の水煮を作るとき、一緒にひよこ豆も水煮にしておいてください。煮込むタイミングも一緒で大丈夫です。豆の旨味と栄養が溶け出した煮汁も、上手に活用してください。

 

黒豆と洋梨のマリネ

酸っぱいの、男性は苦手かと思っていたら、意外にスイスイ召し上がってくださって、安心しました。黒豆(黒大豆)を自分で水煮にするのが面倒な時は「蒸し黒豆」が市販されています。ふっくら美味しいので、それを活用されるのも手軽で便利です。

 

四穀ぜんざい

こちらは、今週末の「なむしぇ」で、まめ部が販売するぜんざいの試作です。安納芋がちょっとカタかったですね。すみません‥‥

 

野菜サラダ

作り方は適当です。冷蔵庫にある葉もの野菜と、茹で野菜、焼き野菜などを適当に組み合わせて、数種類を一緒にモリモリ食べてください。残った豆(大豆、ひよこ豆、いんげん豆、どれでも合います)があれば、これに適当に散らばしてもOKですよ。

あぁ、今日も豆っぽいことができて、おかげさまで充実した1日となりました。Tさん、Hさん、ありがとうございました。また、ご一緒できますように(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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