豆は「しあわせ」のタネである

北区小山元町 堤食品

数年ぶりに訪問

こちらは、私が京都に住み始めた頃に、最初に教わったとうふ屋さんです。日曜あさ8時半、久々の訪問に「確か、あの辺に‥‥」と探して行きました。

店の入口から中が見えます。近くに行くと、おあげを揚げる油の香りがしてきました。「おはようございます。おとうふ分けてください」。「はい、木綿と絹、ソフトがあるけど、どれにしましょう?」と奥さん。

フライヤーでは、おあげが揚がっていました。20分くらいかけて、じっくり揚げるそうです。

おとうふは絹、おいしそうなにおいのするおあげも1枚分けていただきました。まだ温かい揚げ立てのおあげです。

容器からはみ出す絹ごしとうふ、ふっくらとした柔らかさが見た目からも伝わってきます。

 

揚げ立ておあげの美味しいこと

お店から家まで自転車で10分くらい。帰り着いたらまだ温かく、ふっくら。油のおいしいにおいもしています。

畳んだ中から、小さいおあげが1枚。「あ、オマケしてくれたんだ〜!」

切ったおあげと、いつもより小さく刻んだ生姜、お醤油を垂らしていただきました。

うんまい! このおいしさ、初めての経験かも!

 

冷蔵庫に入れる前のおとうふの味わい

絹ごしとうふは、奥さんが、水槽に泳ぐ大きな塊を切ってくださいました。出来上がったとうふは、ああやって水で冷ますのだと思います。

おあげが美味しかったから、続けておとうふも食べてみました。

絹ごしとうふ。まるで、とうふスイーツでも食べてるみたい。大豆感マックス! 醤油をかけなくても、しっかり味がわかります。

あー。朝一番のとうふって、こんな味がするんですね〜。

おそらくこれを冷蔵庫に入れると、生地が締まって水が滲み出し、とうふ密度が高くなり、徐々にかたくなっていくのだろうと思います。

朝一番、出来たてのお揚げや豆腐が味わえるしあわせ! 早起きをするのは、いいもんですね。昔の人たちは、こんな豆腐や揚げの味を知ってたんですね。だから、朝からボウルを持ってとうふ屋さんの前に並んだんですね。

と、そんな想像を巡らせました。(^^)

 

堤食品

京都市北区小山元町2 TEL 075-491-9422

 

付近の様子

住宅街にあり、賀茂川や北山通にも近く、静かなエリア。

銭湯やお漬物屋さんは徒歩県内

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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