豆は「しあわせ」のタネである

毎日新聞 連載〈9〉堤食品/北区小山元町

とうふ屋のある町は、いい町だ

毎日新聞の関西版に、とうふ屋さんの原稿を書かせていただいています。月に1回、第2か第3土曜日の夕刊に載ります。毎日新聞をとっていない方は、駅売店や新聞販売店などでお求めください。

12月は、京都市北区小山元町の『堤食品』さんです。このお店は、私が京都に住み始めた頃、鎌倉の恩師の知り合いから紹介されたおとうふ屋さんです。京都で初めて訪れたとうふ屋さん、それから数年に1度くらい訪れていました。

自分で想像していた堤食品さんと、取材を通して見えた堤食品さんは、期待以上に素晴らしいおとうふ屋さんでした。

毎日新聞の記事をダウンロードして読む → mainichi_09

 

夫唱婦随、とにかくステキなご夫婦です

取材で何かを質問すると、何も隠すことなく直球で返してくださいました。大豆のこと、作り方のこと、先代のこと、息子さんのこと、根掘り葉掘り聞きました。

取材は金曜日でした。販売時期を過ぎている「豆乳もち」を、「惜しかった。食べたかった」と言ったら、「月曜日の朝おいで。作っておいてあげるから」と。

私は月曜朝8時過ぎにもう一度、堤食品さんに行きました。

「配達に着いて行きたいです!」とお願いしたら、赤い軽自動車の横に乗せてくださいました。警察病院やふぐ屋さん、魚屋さんや食堂など、ご主人は軽快に配達して回られました。

「みどりとうふ」の青大豆の話から、山形県産の「秘伝豆」をご紹介しました。

「豆乳もち」は、同じくらいの価格で他店の3倍量くらい入っている濃厚な葛とうふです。

店の歴史やご夫妻の年輪は、新聞に書きました。

ご主人はひたすら研究熱心で、妥協することなく豆腐と向き合う姿勢に惹かれます。69歳だそうです。

堤食品の100周年まで、元気に店を続けたいと言われていました。あと12年とちょっと先ですね。

 

今朝は「みどりとうふ」とおあげ、ライスがんもを買ってきました。ご主人と奥さまがにこやかに迎えてくださいました。

堤食品のとうふ、おあげ、ライスがんも、どれも本当においしいです。店は8時から開いています。午前中の早い時間に買いに行くと、まだ温かなとうふが買えたりします。おあげも温かいの、おいしいです。

近くで食べるとしたら、賀茂川の堤防がいいでしょう。北山橋の手前を下りていくと、公園になっています。

 

堤食品 京都市北区小山元町2

8:00〜19:00 水曜定休

 

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  1. 2018年 12月 20日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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