豆は「しあわせ」のタネである

豆腐工房うえ田の「あげ」比べ

2018.9.25の豆なブログ続編です。

「上田の手あげ」と「手あげ 上田の匠」

常から買っている「上田の手あげ」、その揚げを作られている会社の直売所に伺ったとき初めて見かけた別のお揚げ「手あげ 上田の匠」。いつものより70円高く、国産大豆と米油が使われているとのこと。

似たような名前に「匠」がつく分、きっとおいしいに違いない。と想像しながらチョイスしました。

店番をしておられた男性に「高いほうが美味しいのですか?」と訊ねると、「いえ、好き好きです。カラッと菜種油で揚げたほうが好きだとおっしゃる方もおられますし‥‥」と答えてくださいました。

その誠実な回答がうれしくて、よけいに食べ比べしてみたい気持ちを強くしました。

上田の手あげ 輸入大豆、菜種油、230円

 

手あげ 上田の匠 国産大豆、こめ油、300円

 

いつも作る料理で食べ比べてみました

上田の手あげ」でふだんよく作るおかずを「」でも作ってみました。

おあげとピーマンの炒めもの

細切りにした揚げを、ごま油でカリッと焼いて、千切りピーマンを加えたら軽く炒めます。仕上げにだし醤油を回しかけて、香ばしく仕上げます。

揚げがしっとり、やわらかい食感はお年寄りや小さいお子さんにも良さそうです。

 

お揚げと根菜の豚汁

ゴボウの出汁とお揚げの組み合せが気に入っています。人参、ジャガイモ、豚肉を味噌仕立てで。う〜ん、おいしい(^^)

いつもの「上田の手あげ」より、こめ油の「」のほうが、上品なお味に仕上がります。ふっくら、ふくよかなうま味。ホント、これはもう作る人の好み、食べる人の好き好きだと思います。

 

結果、私は「上田の手あげ」「」ともに、どちらも好き! という結論に至りました。

おそらく、酢の物や白和えなどの和えものには「」のほうが、食感がハネずに合うかもしれません。

上田の手あげ」は、ふだん使いの食品スーパーで販売されていることが多く、230円(店により228円)でも、他社さんのよりやや高値です。そこに300円の「」は、売りにくいのかも‥‥ 八百一やデパ地下に「」を置いてくれたらいいな‥‥

 

アイハートでも売ってました!

上田の手あげ」は京都市中京区、北区では、フレスコとKOHYOに買いに行っています。最近、上京区のアイハートにも売られているのを見つけました。棚には上田さんの飛龍頭もありました。

他社さんより少し高いけど、上田の手あげを選ぶのは、あのふっくらとした食感とお揚げの油が料理の風味を高めてくれるから。あれを食べたら、ほかのを買わなくなりました。

別の店で買い物をして仕方なく他社さんのを購入すると、価格の高低に関わらず、「やっぱり上田の手あげのほうが美味しい」と、改めて確認することになるのです。って、なんか、褒めすぎ。

福岡に帰省するとき、わざわざ保冷袋に入れて、身近な方に買って帰ったりもしています。

持論「ハッピーはおいしいの隣にある」、自分がおいしいと思ったものを人に紹介するのは、みんなもハッピーな気持ちに巻き込みたいから。強引ですね〜(笑)

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  1. 2018年 10月 13日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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