豆は「しあわせ」のタネである

羊羹、つくりました!

羊羹は、砂糖のかたまり?

かつて、自分で羊羹をつくったとき、「あんこ+水+寒天+砂糖」の砂糖量の多さに驚いて、「羊羹って砂糖のかたまりなのね!」とショックでした。それから、羊羹を食すたびに罪悪感をおぼえながら食べてきました。

このたび、仕事で羊羹をつくりました。

その羊羹のレシピでは、あんこ500gに対し、羊羹をつくる際に加える砂糖の量は、50g(あんこの1/10)でした。その量の少なさに感動! しかも、砂糖の種類を限定されていなかったことから、私の羊羹には氷砂糖を使いました。

 

久々の羊羹、つくる途中のギモン

羊羹をつくるとき、ネットに出ているよそ様のレシピも見てみました。

① このレシピには、粉寒天以外に粉ゼラチンも使いますが、よそのレシピには寒天しか使われていません。なぜだろう? と考えながら、レシピ通りにつくりました。

粉ゼラチンを使うおかげで、ツルンとした鏡のような輝きが生まれるのかも?

② よそのレシピは、型に流し込むとき、まず型に水をつけてから羊羹液を流し込むように書かれています。手本のレシピにはその記載がなかったので、あえて水つけせずに羊羹液を流し込みました。

結果、ものすごく取り出しにくいです。水をつけて流し込むほうが良いのかも‥‥? それとも、ラップを敷いてから流し込むとか?

③ 小倉羊羹をつくりました。

あんこから自作すると、5時間半〜6時間くらいかかりました。

「市販のあんこでもよい」との記載に、一応、既製のあんこも用意してたのだけど‥‥ あんこは、ゆるめに練り上げるのですね。

 

自作の羊羹、おいしいかも(^^)

昨夜、2つの型(の代用品)に入れた残りの羊羹液を「生羊かん」と称して味見してみると‥‥ ヌメッとした舌ざわりと味わいに「これ、ダイジョウブ?」と不安になりました。

冷蔵庫に1晩ねかせ、今朝味見をしてみると‥‥ ナイス! うそのように美味しい(^^)

調子にのって、遠方取材に同行するメンバーの差入れに持参しました。食べた2人の感想。

「すっきりした味ですね。おいしいですよ」「甘過ぎなくて、ちょうどいい」

私のコメント「ね、なんか、本物の羊羹みたいでしょう(^^)」

このレシピ(5月公開予定)なら、おいしい羊羹がそこそこ手軽にできます。

しかし、あんこを自作すると手間がかりです。市販のあんこのおいしいの、自分好みのを見つけると手っ取り早いかも‥‥

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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