豆は「しあわせ」のタネである

羊羹ぱん?

梅田の久世福商店で買いました

梅田豊崎方面に向かうとき、意識して通るのが「久世福商店」さん。過日も、店頭のアイスが気になって覗いたら、アイスよりもっと気になるものが‥‥

羊羹ぱん? 何やろう??」

POPに踊る「羊羹」の文字と小さく映る「高知の老舗 菱田ベーカリー」の文字。

「え、羊羹が中に入ってるの?」と勝手に勘違いして、4味ある中から2味をチョイスして即購入。仕事先に向かう途中の、私にしては珍しい1分〜2分の買い物です。

 

高知の老舗「菱田ベーカリー」のパン4種類

菱田ベーカリーがどのような老舗かは存じ上げず、初対面の「羊羹ぱん」に惹かれて味を選びました。

プレーン、栗、小倉ホイップ、紫芋の4味がありました。どれも、税込220円だったと思います。

小倉が好きだけど、初めて食べるのだからホイップで羊羹をにぶらせてはダメ」

「栗もおいしそうだけど、あずきより栗が勝つから‥‥」

瞬時の判断で初回らしく「プレーン」をチョイス。もう一つどれか‥‥と、紫芋餡を選びました。

 

羊羹ぱん」は、高知では当たり前の食べ物なのでしょうか? 菱田ベーカリーさんは、宿毛市の会社です。宿毛市だけ見たら、私はそこが何県かまではわかりません。

 

羊羹ぱん 紫芋

消費期限が早かった紫芋から開封しました。袋を開けて、断面写真を撮るためにカットするまで、羊羹は中に入っているものと思い込んでいました。表面にぺっとり付いた薄紫色のデコレーションが、羊羹なのですね! な〜るほど(^^)

パン生地の中にあんこが入っています。「紫芋」と書かれていますが、紫芋あんの材料は(いんげん豆、砂糖、さつま芋、紫芋ペースト、その他)の記載があります。白餡の材料であるいんげん豆に、さつま芋と紫芋を練り込んだ餡なのですね。

ふむふむ。初めて口にする「羊羹ぱん」。これが「羊羹ぱん」の正体ですね‥‥

 

羊羹ぱん プレーン

翌日、プレーンをいただきました。おニューのZWILLINGのパンナイフが切れ味さわやか。気持ちいいほどスイスイ、美しい断面が出来上がります。

その美しい断面で、ご説明します。パンの上に厚さ1ミリほどの薄〜い羊羹が膜を貼り、ぺろ〜んとのっているのです。

あんパンだけど、手づかみではどうも食べにくい。あんパンだけど、デザートフォークを持ち出して食べました。

初めて口にした羊羹トッピングのあんパン、店頭でお断りして撮らせていただいたポップをよく見ると「甘さ控えめの羊羹をコーティングしました」と書かれています。

あんこ+羊羹、よほど甘党の人が考案した食べ物なのだろうなと思いながら、菱田ベーカリーさんのHPを見ていたら、「その昔、高知のどこかのパン屋さんが焦げたあんパンの表面を隠すために羊羹をのせたのが始まりらしい」というような話が載っていました。

ふふふ。火を止め忘れたスープが白濁して豚骨スープが誕生した話と似てるかも‥‥

 

羊羹ぱん、正直なところまだ、これがおいしいかどうか、私にはわかりません。

エージレスが入って、少し日持ちがするように作られていますが、いっそのこと、パン全体を羊羹で包んだら、日持ちが長くなるように思います。そしたら災害時の保存食になる? う〜ん、そしたら今の羊羹ぱんより、もっと食べにくくなりそうです。非常時に手づかみで食べにくそう‥‥

220円の羊羹ぱん2つで、いろいろ考えて楽しかったです。久世福商店さん、菱田ベーカリーさん、ありがとうございます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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