豆は「しあわせ」のタネである

そら豆を、美味しく食べやすく調理する

そら豆も蒸し茹でに

商店街の八百屋さんの店先に、そら豆が安く出ていました。もう、シーズンなんですよね。

これの倍くらい入って、190円でした。2粒入り、3粒入りがほとんどで、4粒、5粒などはありませんでした。

これまで何気なく調理していましたが、今回、意識して蒸し茹で→蒸し焼きにしてみたところ、おいしくできました。食感、味ともにナイス! です。

 

〈そら豆のおいしい調理法〉

①そら豆をキレイに水洗いする。

②莢(さや)の両端と、豆と豆の間を切る。

③蓋付きの鍋、水を用意する。カットしたそら豆を入れて、半分くらい浸すくらいまで水を加える。▼

 ▶ 

④蓋をして、中弱火で5分ほど蒸し茹でにする。▼

⑤蓋をあけて水分を飛ばし、そのまま5分ほど焼く。

⑥適度に焦げてきたら、裏返して3分ほど焼く。▼

⑦器に盛り、塩をパラパラかけて出来上り。爪楊枝を添えて、どうぞ。

 

<注意> この方法で「焼き」を繰り返すと、鍋を傷めてしまいます。蒸し茹でのみで仕上げるときは、④の蒸し茹で時間を10分ほどにしてください。茹で時間は、蒸し上がりをつまんで加減してください。

 

食べやすい、ふっくら食感、旨み濃縮

この調理法ですと、とても食べやすいです。1粒ずつ両側が切れていますから、爪楊枝で取り出しやすいです。

その上、蒸し茹でにしたことで、豆に水分が回ってふっくらとした食感に。そら豆の皮が苦手な方は、残念ですが出してください。

豆の中に、味が濃縮された感じです。

この方法は、枝豆のおいしい調理法のアレンジです。蒸し茹でや蒸し焼きにすることで、おいしさがアップすることは多くの方に確認いただいています。

よろしければ、お試しください。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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