賀茂とうふ 近喜のアートなとうふ「緑雨」
木屋町のとうふ屋さん
「賀茂とうふ 近喜」、こちらは昨年、毎日新聞の取材でお世話になった錦市場の「近喜商店」の本店スジにあたるお店です。以前、そのあたりの関係を理解せぬまま、お店に行ったことがありました。2017年11月に、自転車で買いに行ったと書き残しています。
つい最近も、寄せていただきました。そして、買ったのはこちら。
京揚げの小(180円)と「緑雨」とうふ(430円)
支払いのあと、「おからは使いますか?」と声をかけていただき、白と緑から、緑を分けてくださいました。
量をたっぷり入れてくださろうとしたから、「半分の半分」にしていただきました。無料でくださる御品に「おからの召し上がり方」と書いた両面印刷の説明書を付けてくださったのには、更に驚きでした。
マーブリング、墨流しのとうふ
緑雨とうふは、パッケージの外から見ただけで「あ、マーブリング!」と気付きました。
これって、1品ずつ模様が違うのですよね?? あぁ、見事です。アートなおとうふ。
カットしてみると、
ね、上だけではなく、おとうふ全体に模様入りです。
マーブリングの緑色は抹茶で描かれているそうです。「抹茶の味? わからない」と言った人もいましたが、私は何もつけずに食べたとき、微かに抹茶の味を感じました。色粉じゃなくて良かった(^^)
ベースは、上品な絹のおとうふです。
これは、我が家でいただくからザクッと4つ切りなだけで、おそらく高級料亭や割烹で使われたら、この4つ切りの1個分くらいが何かと一緒に皿にのって、1,000円にも2,000円にもなるのでしょうね。
あぁ、麗しの「緑雨」とうふ。
きっとこれは、とうふが固まる前に上部に墨流しの抹茶液を落としたものが、雨が伝うように下にまで模様を描く一期一会の傑作だから、「緑雨」という名にされたのではないかと考えました。
緑色のおからを使いました
「召し上がり方」説明書より、ハムとシーチキンを省略した「キュウリとおからのサラダ」。
千切りにしたキュウリに適当に塩をして、マヨネーズとオリーブオイルで和えています。みどりのおからは、初めて。青大豆「岩手みどり」のおからですね。
次に、自己流アレンジ。
ママーの「もちもちフェットチーネ」を茹でて、パスタソースにしました。
薄切り玉ネギとベーコンをオリーブオイルで炒め、適当に塩コショウ、そこに緑のおからをドサッと加え、様子を見ながら水も加えました。
フェットチーネにトッピングして、パスタと和えながらいただきました。初めての食感。もう1ひねりすると、更に美味しくなると思います。
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