豆は「しあわせ」のタネである

三色おはぎ、作りました

【日々豆好日 ▶︎ 三色おはぎ】

お彼岸のうちに作ろうと思い立ち、昨日から2日がかりで、あんこも自分で焚きました。

あずきの餡は、いつもの自己流。青えんどうとレンズ豆は、9月20日オンエアのブルーオーシャン 東京FM「おいしさ+ヘルシー豆ライフ」で、料理研究家の浜内千波さんが紹介されていたレシピを使わせていただきました。

▶︎ 次回は9/27(金)9:30AM〜  10分ほど。10/4(金)、10/11(金)まで5回シリーズ。

 

レンズ豆は「皮なしの赤レンズ豆」を使うのですが、手持ちがなく「皮付き茶レンズ豆」で代用。色味が今いちだったから、青えんどう餡も作った次第。

レシピは、こちらに公開されています。

https://www.tfm.co.jp/bo/mame_life/

乾燥豆 150gに対し、砂糖 90g、5:3の比率で甘さ抑えめです。うるち米3:もち米1の比率も、食べやすくていいですね。

1合分で、30gのライスボール、まん丸おにぎりが11個できました。豆の味を引き出すため、塩を気持ち多めに入れました。

 

豆のはなし

出来立てのあんこ、レンズ豆はレンズ豆の炭水化物っぽい香りがして、青えんどう(グリーンスプリット使用)は、えんどう豆ならではの青くさい心地よい香りがします。

時間がたつと砂糖と馴染んでいくから、この香りが感じられるのは自分であんこを作る人の特権です。

青えんどう(マローファットピース)は皮を濾すのが面倒だから、皮を剥いで半割りにした(乾燥すると自然に分割しがち)グリーンスプリットを使うと、ラクにあんこを作ることができます。色味も鮮やか、色素入れてません。

レンズ豆は皮付きだと砂糖を入れる前はモサモサするのですが、砂糖を加えてフードプロセッサーにかけたら、気にならなくなりました。青えんどうよりだいぶ皮が薄く、フープロ後に残る感じがないのも使いやすいです。が、やはり本家のレシピ食材のように、赤レンズ豆の皮むきが、あんこ向きだと思います。

皮なしの赤レンズ豆、近いうちにもう1回作ってみよう。

 

お彼岸とあんこ

お彼岸は、あの世とこの世が最も近づく時期で、秋と春に1週間ずつあります。秋分の日と春分の日が、彼岸の中日。

萩の花が咲く頃につくるのが「おはぎ」で、牡丹の花の咲く頃につくるのが「ぼたもち」と耳にしたこともあるけれど・・・

「ぼたもち」は粒あんのぼたもちの粒ツブが、ブッダ(仏さま)の頭の螺髪(らほつ)に似てるから、という説も。

あんこ=小豆のイメージが強いけど、いろんな豆で作られます。手亡豆や白小豆・白金時などから作る白餡に色素を混ぜたり、果汁を混ぜたり、チョコレートやココア・シナモンなどを混ぜて作るものも。栗や芋などを豆と合わせたり、豆を使わずにペーストにして餡とするものも。

あんこ、あん、餡。お彼岸に欠かせない食べ物だと思います。

おいしいあんこを、作れる人になりたいなぁ・・・

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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