豆は「しあわせ」のタネである

【新横浜】手打ち麺『あお井』の呉汁発想のラーメン

ラーメン登龍門2024 第3位 入賞おめでとう!

ラーメンの知り合い・和田響くんが、新横浜ラーメン博物館のラーメン登龍門で入賞されました。福岡で、おいしい手打ち中華麺を出している『とら食堂 福岡分店』の店主さんです。響くんとは、K氏つながりで何度かご一緒したことがある、すこぶる好青年です。ゆえに、ラー博にお祝いを兼ねて食べに行きました。

ラーメンだけど「豆なブログ」に登場。その理由は、今回の『あお井』さんのラーメンは、大豆をすりつぶして「呉」の状態で、味噌ラーメンのスープに加えられています。いわば「呉汁ラーメン」です。白味噌と赤味噌をブレンドしたスープと呉、ふふふ、豆だらけ😊

 

『あお井』さんの絶品ラーメン

平日のお昼頃に着いたら、既に店の外に15〜20人ほど、お客さまが並んでおられました。先着120杯だったか、手打ち麺が選べました。杯数を超えたら、機械打ちの麺も販売されています。

とら食堂 竹井さんの流れを汲む、響くんの手打ち麺。期待して食券を購入し、通された席から響くんが麺あげしてるのを見ていました。昔から知ってるから「響くん」と馴れ馴れしく呼んでいますが、今や立派な気鋭のラーメン店主さんです。

凛々しい! 腕っぷしがたくましい✨ と思っていたら、私のところにも「手打ち味噌ラーメン ~素材の旨味~」(税込 1,200円)が運ばれてきました。

美しいラーメンです。チャーシューもゴージャス。

スープをすくってみると、ほわ〜っと大豆の香りがただよってきました。これ、大豆率が高そう・・・?

  

手打ち麺は、表面がツルンとしてもっちもち。噛むほどに麺の旨さが広がる安心のおいしさです。食べ進めると、クラッシュした大豆の粒がゾロゾロ出てきて麺にからみ、時に丸大豆も登場します。

「これは業務用の呉ではなく、自分たちで潰してますね!」と思いました。豆の人としては「大豆の粒を残してはならない」と、丼の底が見えるくらいスープを飲み干して・・・ 満足、満足〜♪

味噌ラーメン+呉、追い大豆ですね。1杯に50gくらい呉が入るとお聞きしました。

 

響くんのラーメンは、ラー博で7/15(月)迄の販売

裏から厨房に陣中見舞いに入ると、なんと『麺の坊 砦』の大将・中坪氏が大豆を手しごとで潰しておられました!! もう、このラーメンの価値やいくらに??? といった印象です✨

そして私も、少しだけ真似事をさせていただきました。力がいるのですよ。

平日に伺ったおかげで、ちょっとだけお茶の時間もご一緒させていただきました。

万有引力の法則か、偶然にも一風堂の河原成美会長も来ておられました。

ラー博スタッフや味わったラーメン屋さんたちによると、「3位のラーメンがこんなにおいしいなら、2位や1位のラーメンは超おいしいだろう!」と話題に上っているそうです。

響くんの呉汁ラーメン、ご家族で行った飲食店で呉汁を食べたのがアイデアの始まりだそうです。

7/5〜15以降も、どこかで味わえるようになるといいなと思います。

 

◎新横浜ラーメン博物館 https://www.raumen.co.jp/

あお井

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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