豆は「しあわせ」のタネである

本「あずき毒出しスープ」

「あずき毒出しスープ」の本、読んでいます

河出書房新社刊 1,540円(税込)

加藤淳教授 著、石原新菜医師 監修

この本は、4/15に阪急うめだ本店で、対談に登場された加藤淳先生の新刊です。あずき博士の御本、読んでみたくて取り寄せて、栄養のことやカラダに良いことなどを勉強中。

ホント、あずきは百薬の長ですね。

この本を読んでいると、あずきのファンを通り越して信者になるくらい、あずきの素晴らしさが載っています。

読みながら作り、作りながら読み返ししてるので、今のところまだご著書の半分あたりにいます。読むだけではなく、レシピ本として使えるところもお得ですね。

私も惹かれて、基本の「あずき毒出しスープの素」を作るところから試しました。

 

「あずき毒出しスープの素」を作りました

あずきの茹で方にも様々あって、あんこや和菓子に使うのか、料理に使うのか、豆パンに使うのか、などにより、私は茹で方を変えています。

今回の「あずき毒出しスープの素」の作り方のような茹で方は初めてでした。

それをここに書くと、新刊の販売を阻害することになるので控えます。

 

出来上がりを味わってみると、

あずきの味が濃厚にわかります。

加藤先生が北海道の方なので、北海道つながりで上士幌町 村上農場のエリモショウズを使ったことが、おいしさの所以かもしれませんが、砂糖なしで食べて違和感なくおいしく感じました。

 

あんことは違う、豆本来の味を楽しむ加熱調理の仕方・・・ この調理法でゆでた小豆は、どの料理に使っても存在感を発揮しそうな印象です。

 

「ブロッコリーとチーズのとろとろスープ」を作りました

ざっくりめくって、たくさん掲載されているレシピの中で、最初に作ってみたいとおもったのがこのスープ。

あずき毒出しスープの素を、玉ねぎ・ブロッコリー・クリームチーズ・牛乳などと合わせます。

出来上がりは、こんな感じ。

色味がちょっとアンダーな気もしますが、皿やランチョンマットの色を変えると印象は変わるでしょう。

本来はブロッコリーがぐつぐつ、とろけたチーズと絡み合う感じだったのだと思います。そこは好みで、ブロッコリーがやわ茹でにならないよう、存在感を残しました。

やっぱり、この毒出しあずきが主張しています。小豆の味が濃縮された茹で小豆を噛んで味わうことで、豆の味わいが口に広がって乳製品とマッチする印象。

 

クリームチーズとか、牛乳とか、動物系を使うところが私好み。ヘンに偏ったベジタリアン系の料理にこだわるより、「食べたいときに食べたいものをヘルシーにいただく」のを身上とする私としては、この本のレシピは◎な印象です。

卵や鶏ひき肉、かつおだし、豚バラ肉、合挽肉を使ったスープも載っています。

「あずき毒出しスープ 1日1杯 ぐんぐん健康!」

には、作ってみたいレシピが多数。G.W.中も遊んでみます。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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