リトルシェフたちと枝豆キッチン
子どもたちと枝豆調理をしてみたい
毎年この時期になると「枝豆を食べる会」を主催しています。会場を借りて、20〜30人くらいを対象に開催することもあれば、豆ラボで午前・午後と6〜8人ずつくらいを対象にしたこともありました。
参加者はおおよそ大人たち。たまに、子どもさん連れの親子参加が1組ずついらしたり・・・
そして今回、3組の親子さんが揃ったので、子どもたちを対象に枝豆キッチンを思い立ちました。
◎小学生3人と五木のどか でキッチンに立つ
◎親御さんたちは見てるだけ。口出し、手出しNG。子どもたちが作るのを気長に待ってもらう
この日のために取寄せした枝豆は、
◎山形県鶴岡産 十五代治五左衛門のだだちゃ豆「甘露」
◎群馬県沼田産 天狗印枝豆「みりょく」「神緑」
いざ、枝豆キッチン!
子どもたちの小さな手で、枝豆の下準備から一緒にやりました。
<枝豆の蒸し茹で>
・枝豆の両端をハサミでカット
・蒸茹で
・冷却
<枝豆ピザ> Iくん
・シュウマイの皮にトッピングを盛り付け
(シュレッドチーズ、パプリカ、コンビーフ、枝豆、粉チーズ、粗挽き黒コショウ)
・フライパンで焼く
・盛り付け
<枝豆トッピングのキーマカレー茄子> Sくん
・茄子を半割に切る
・切り目を入れたものを、くり抜く作業
・くり抜いた茄子を1センチ角くらいに刻む
・用意しておいた具材に切った茄子を入れ、加熱調理
・フライパンで茄子を両面焼く
・蒸茹でにしておいた枝豆をサヤから出す
・茄子の器にキーマカレーを盛り付けて、枝豆をトッピングする
・青みを飾って出来上がり
<枝豆入り たこめし> Yくん
・お米を洗う
・たこをハサミで切る
・お米の水加減。調味
・ささがきにしておいたゴボウとたこを入れ、炊飯
・蒸茹でにしておいた枝豆をサヤから出す
・炊き上がりに枝豆を混ぜて出来上がり
枝豆を食べる会
見守る大人の皆さんは、枝豆をつまみながら飲みながら、子どもたちのつくる料理が出てくるのを待ってくださっていました。
本当は声をかけて、一緒にやりたかったかも・・・
最初はよそよそしかった男の子3人は、いつしかすっかり仲良しに。そして、協力し合って教え合って、仲間になれた様子。洗い物もやってくれました。
その他の試食は、
・五穀パン 枝豆とクリームチーズ、白花豆と甘生姜
・だだちゃ豆の味噌汁
・牛乳寒天とアイス、発酵あんこ
・差し入れにいただいた ヤオイソのフルーツサンド
いろいろと下準備していたものの、子どもレッスンがこんなに大変とは・・・ いろいろと学びを得ました。
とても充実した楽しい時間、枝豆の豊かな味わいは閉会後にしみじみ味わわせていただきました。
子どもたちの夏休みの思い出の一つになれたらいいなと思います。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
料理が作れることは、生きる力になる。食べ物を大切にし、好き嫌いが減る。人と助け合って、近くの人に親切にできる。ありがとう・いただきます・ごちそうさま を言える子になる。
と、そんなことを思いました。子どもたちが、すくすく健やかに、大きくなりますように・・・
*写真提供 A.Y さま、U.Y さま
*その他、枝豆についての様々なことを、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。
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