豆は「しあわせ」のタネである

【帯広】中田園の「えだ豆納豆」

「えだ豆で、納豆?」

豆トモの友人からのいただきものです。伊勢丹で見つけて「あ、のどかさん!」と思って買ったと。そんなふうに思ってもらえたことが、うれしい!

受け取って直ぐに「え、枝豆で納豆ができるの?」「ナマの豆で?」「蒸した大豆に納豆菌のはずでは?」と、マニアックな疑問がフツフツと湧きました。

持ち帰って、パッケージを開けてみると・・・ 「あれ、納豆やん!?」「枝豆でも、この色になるん??」
食べてみると・・・ しっかり納豆の味。

再度、パッケージを確認したところ、「えだ豆に適した品種でつくった納豆です」「写真は納豆にした大豆のえだ豆のイメージであり、商品は完熟した大豆を使用しております」との表示に気がつきました。。。
ちゃんと書かれているではありませんか・・・ 写真見ただけで、思い込み著しい・・・

枝豆品種と大豆品種のタネ

通常、お店で販売されている枝豆の多くは完熟させて大豆にするタネではなく、枝豆として収穫して食べるのに美味しい品種のタネを種苗会社から買って栽培されているものが主です。

丹波黒大豆や秘伝豆の枝豆などは、大豆にする前の豆を収穫する枝豆です。一子相伝のだだちゃ豆や毛豆などは、翌年のタネにする以外はおおよそ枝豆で収穫してしまわれます。

この「えだ豆に適した品種」の「十勝産大豆」って、何豆だろう??? 音更大袖振大豆ではないよね? 何だろう?
とか思いながら、とりあえず1パック目は、黄えんどう豆ヌードルを用いて「納豆ときゅうりのぶっかけヌードル」にしました。

「えだ豆納豆」って「豆」が2つ合わさり、そこに「黄えんどう豆」100%のZENBヌードルを合わせたことで、トリプル豆✨ って、チトやり過ぎでしょうか?

大粒でコクのある納豆、おいしかったです。Yちゃん、ありがと〜

 

雪温熟成 えだ豆

パッケージに記載された「雪温熟成」が気になりました。「雪下熟成」と違うの??? と思って見ていたら、底面に記載あり。

雪温熟成とは… 雪の温度帯で細胞や納豆菌を凍らせずに豆をじっくりと時間をかけて熟成させ、豆の甘味とまろやかな旨味を引き出す製法でつくられています。

とのことでした。

ちなみに、北海道 上士幌町 ジャガイモで著名な『村上農場』などは、ジャガイモを雪下熟成させておられます。

「雪下熟成」とは雪の下にジャガイモを埋めて熟成することで、まさに冬ならではの熟成法です。「雪温熟成」は、本物の雪ではなく、冷蔵庫で温度だけ雪の温度にすること?? 納豆のおいしさと、新たなワードに反応しています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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