豆は「しあわせ」のタネである

十五夜/中秋の名月

2021.09.17

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中秋の名月=芋名月

旧暦8月15日の満月は「中秋の名月」「芋名月」と言われ、空気が澄み渡る秋空に月を愛で、お月見団子や芋をお供えする慣わしがありました。

それとセットで大切にされたのが「豆名月」にあたる「十三夜」のお月見です。旧暦9月13日の「十三夜」は、中秋の名月同様、現在の暦では毎年、日にちが変わります。

今年の十五夜は9月21日、十三夜は10月18日となります。

いにしえの人々は、十五夜お月さんと十三夜の豆名月を両方見ることを好しとしました。どちらかだけのお月見は、片見月(かたみづき〜形見月)として忌み嫌われたと聞きます。

豆名月を幸福な日にするためにも、十五夜のお月見をお忘れなく😀

里芋の衣被(きぬかつぎ)をイメージするお月見団子。

本来の「きぬかつぎ」は、里芋を皮ごと蒸して、蒸し上がりに皮の一部を剥き、里芋を食べやすくする調理法です。

「芋名月」に里芋を供える代わりに、お団子を供えるようになったそう。

店によっては、このヤドカリのような形状のお団子を「餡は雲を表わし、団子の白は雲から顔をのぞかせるお月さまを意味します」と言われるところもあります。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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