豆は「しあわせ」のタネである

「発酵あんこ」を作りました

「玄米こうじ」を使ったあんこ

前から気になっていた「発酵あんこ」、玄米こうじと小豆のセットを購入し、炊飯器用の作り方で作ってみました。

買ったのは、こちら。

北海道十勝産 特別栽培小豆 200g、米こうじの玄米こうじ

楽天(豆の水野)さんの通販サイトで、送料と税込 1,600円でした。作り方説明書も入っていました。

麹と混ぜる前までの茹で方を見て、「自分のあんこの炊き方と違うな」と思いながら、説明書の作り方の通りにやってみました。

 

「発酵あんこ」を作りました

あんこの作り方は、小豆を茹でて渋切りする前に蓋をして蒸らし、それから煮汁を捨てるやり方でした。

その後、水を加えて強火で沸騰させ、弱火にして50分ほど茹でたのちに、炊飯器発酵に向かいます。

炊飯器の保温機能を利用して、8〜10時間低音加熱し続けます。

濡れ布巾をかけておかねばなりません。

途中2〜3時間ごとに混ぜるのですが、私は2時間後と3時間後に混ぜて、気になりながらも「007」を観に出かけてしまいました。水分を足すのは、外出前に湯ではなく煮汁を温めて気持ち多めに足し加えておきました。

3時間近い映画と往復、食事の時間を入れて6時間くらい放置した結果・・・ 戻って味見したら、そこそこほんのり甘い食べ物になっていました。

 

「発酵あんこ」、これで合ってる?

水野さんの作り方説明書よりも、私のは麹の粒感が残っているように思います。米こうじではなく、玄米こうじを使ったから?

ご飯も、精白米と玄米では水加減、浸水時間、炊き方が違うから、もしかすると、説明書は「米こうじ」の発酵あんこだったのかも? と、自分の行動をエラーの原因と認めない卑屈さ・・・

正直なところ、あんこと言うより、小豆の食べ物の感じがしました。「発酵あんこ」の本物、ゴールを知らずに作っている愚かさ・・・

ほんのりと甘くて、小豆の味もして、よく噛むし、身体に良さそうな食べ物です。

作り方説明書には、トーストにのせたり、串団子にのせたり、どら焼きに挟んだりしてあります。

私は、発酵玄米あんこをヨーグルトに合わせました。甘くて、酸っぱくて、おいしいです。とても、カラダに良さそう!

その後は主に、そのまま食べています。

何しろ乾燥状態で計400gの小豆と麹ですから、水分が加わるとおそらく800gくらい出来ていると思います(今となっては味見しすぎてわかりません)。

ホットミルクにすると、甘いミルクの下に粒々がたまります。スプーンですくいながら、飲み物のような食べ物のような甘味としていただきました。

 

「発酵あんこ」で試したいこと

・みそ作りに試すつもりで買った玄米ではない普通の米こうじで、再度、発酵あんこを作ってみる。

・発酵玄米あんこ入りのスコーンを作ってみたい。

・発酵玄米あんこ入りの「あん食パン」を作ってみたい。

・ホットケーキミックスと合わせて、炊飯器で作る蒸しパンケーキを試してみたい。

・人様が作られて本来の「発酵あんこ」がどのようなものか、正解を味わってみたい。

1,600円(正式には割引クーポンを使って1,440円でした)で、こんなに楽しませていただいて、水野さん、ありがとうございます。

 

11/11 追記*発酵あんこ入り丸パン

あんパンのように中に包むのではなく、生地に練り込んで焼きました。ほわ〜っと発酵香が漂います。私は好きな味でした。

関連記事

コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2021年 11月 06日

    (発酵あんこ)身体によさそう。
     どうして作ろうと思われたのかしら?
     朝ドラ(カムカムエブリバディ)も老舗和菓子屋であんこの魅力満載。
     食べている人の笑顔見て幸せ感じるの本当に素敵てね。

      • Nodoka
      • 2021年 11月 06日

      髙橋さん、こんにちは。
      発酵あんこは豆屋さんのメルマガに載っていたので、一度作ってみようと思いました。
      朝ドラ、おいしそうですよね〜。私も毎朝楽しみに見ています

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 12月
« 11月   1月 »
       1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー