豆は「しあわせ」のタネである

【京都】入山とうふ店の「炭火焼きとうふ田楽」

【豆ラボ仕込みの味噌が採用されました】

京都でいちばん長い歴史があるとうふ屋さんとして知られ、京都府庁の近くにある『入山とうふ店』。

歴史をさかのぼること江戸時代の文政12年、1929年創業のとうふ屋さんです。

先ごろ始まった秋の季節商品「炭火焼きとうふ」。ご主人曰く「おそらく自分は8代目」とのこと。その無口なご主人が毎日、実際に炭を起こしてウチワで仰いで両面じっくり焼いておられます。

だから、とうふの隙間にまで炭の香が染み込んでおいしいのです。カタイめの豆腐にいいあんばいの焦げ目がついて、「さすが京都ですね」って感じです。

入山とうふ店は、まいまい京都「愛おしき豆の世界」の訪問先としてもお世話になっています。

これまでに、おそらく3回か4回? 皆さまをご案内しました。ご主人のお話が、とっても楽しいのです。

 

田楽みそ、作りました

秋はじまりの頃、ご主人への提案が採用され、豆ラボ仕込みの味噌を使った「とうふ田楽」が新発売となりました。

入山さんの炭火焼きとうふに、山形県産の秘伝豆を使ったみそと、山形県鶴岡産の平黒豆みそを、それぞれ田楽みそに仕上げ、たっぷりと塗ります。

半年寝かせて完成したみそ、2種類。

みそを塗ったら、山椒をのせたりケシの実や白ゴマなどをかけたり‥‥ 炭の香りが芳しい焼きとうふに、甘みそ仕立ての田楽みそがよく合います。

温め用カップに入って、ひとつ300円(税込)。

今のところ、毎週土曜日と火曜〜金曜のある日、不定期に売られているようです。お近くを通られることがあれば、入山とうふ店を覗いてみてください。炭火焼きとうふの田楽、おいしいですよ〜😊

 

◎ とうふ・おから・豆乳を使うワッフル=「トッフル」も人気。

◎ 私は、おぼろとうふと、お揚げのハーフ、1日1組だけの限定ゆば、あたりが好物です。

 

入山とうふ店 京都市上京区東魚屋町347

日曜・月曜定休、営業時間は朝10時頃〜18時頃

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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