豆は「しあわせ」のタネである

【京都】入山とうふ店のトッフルとお惣菜

おくどさんで作るとうふ屋さん

1829年創業のとうふ屋さん、京都府庁の近くにあります。

ご主人は八代目だそうで、火曜日から土曜日まで朝早くから豆腐づくりに勤しんでおられます。早朝4時半とか5時とか、そんな時間から仕事を始めるそうです。

京都暮らし17年目の私は、もう10年以上前から知っているお店で、毎日新聞の豆腐屋さん連載や「まいまい京都」の訪問先としてお世話になり、そういったご縁から、今では週に1〜2回、店に訪れるようになりました。

おくどさんが2基あって、手前が豆乳用、奥がお揚げやひろうす用に使われています。建築端材をくべて、パチパチと火がはぜる音がして、木材の焼ける匂いがして‥‥ ふるさとの父を思い出すのです。父は既に他界していますが、大工の娘の私としては幼少期の匂いが懐かしくよみがえってくるのです。

おくどさんと大きな羽釜で豆乳を沸かして作る、ご主人の豆腐のおいしいこと。朝いちばん、出来立てほかほかのおぼろ豆腐は、もう、絶品です。

 

トッフルのこと

ご主人に無理をお願いし、昨年4月から、入山とうふ店のオリジナルスイーツ「トッフル/Toffull」を焼かせていただいています。

私の担当は土曜日。プレーンのトッフルとスペシャルを焼きます。

とうふ・豆乳・おからと米粉を使って作るグルテンフリーの豆腐スイーツ。日本人のみならず、海外からのお客様もたくさん買いに来てくださいます。買ってすぐ、その辺で食べて、再び買いに来てくださる方も何人かおられました。「おいしい」と言ってもらえるの、うれしいです。

毎週来てくださるお客さまもおられます。

「今日のトッフルは何?」と聞いてくださいます。

「何?」は、その日ごとに変わるトッフルのスペシャルのこと。これまで、いろ〜んなスペシャルを焼きました。例えば、

◎シナモンきな粉

◎レモンジンジャー

◎あずきココア

◎きな粉あずき

◎あんクルミ

◎白みそチーズ

◎ココアチョコ

◎南部せんべい風/皮付きピーナッツと黒ゴマ

◎チョコバナナ・シナモン

◎赤えんどうチーズ

◎彩りかのこ/ぬれ甘納豆を使った

◎焼き芋レーズン

◎いちご風味のクリームチーズ/あまおういちごペースト入り

◎白甘納豆ココア/ぬれ白甘納豆

◎赤えんどう塩昆布

◎塩ほうじ茶かのこ

◎いちごフランボワーズ

◎キャラメル・レーズン

◎酒粕レーズン

◎白みそチーズ

◎新生姜シロップ漬け

◎ココナッツ金時

◎紅茶オレンジ

◎生レモン・アールグレー

遊び心で、いろいろ作らせていただいています。完売すると、So HAPPY ! ありがたいことに、9割くらい完売しています。

 

豆×とうふ類のお惣菜

豆好き、豆料理アドバイザーを生業とする私としては、入山さんの豆腐・お揚げ・豆乳・おからと豆を組み合わせたお惣菜を考案し、実際に店の厨房で作って販売していただいています。

最近の人気は、三角お揚げとカリフラワーのマリネ、お揚げのラタトゥイユ、おとうふフムス、精進出汁の おからの炊いたん、など。

白みそ豚汁や豆乳寒天、お揚げと緑豆入りのニラキムチなども作りました。

福岡県で生まれ育った私が、京都の老舗とうふ屋さんの厨房に入らせていただけるとは、おそれ多いこと。寛容・寛大なご主人のおかげです。トッフルから始まって、入山とうふさんとのご縁が今も続いていることに感謝しています。

 

入山とうふ店 京都市上京区東魚屋町347

営業時間/朝〜18時頃

定休日/日曜・月曜、今年2026年のGWは5/3〜6が連休になるそうです。

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コメント

    • 美恵子髙橋
    • 2026年 4月 22日

    のどかさん
    録画し置いた新日本風土記見ました。おくどさん懐かしい。子供のころかまどで炊いたご飯のおこげが懐かしい。美味しい。古き良き時代を思い出しました。そしてトッフル、お惣菜を手掛けて凄いです。無理せずお励みください。

      • Nodoka
      • 2026年 4月 23日

      高橋さま いつも応援していただき、ありがとうございます。
      子どもの頃、母方の祖父母の家にかまどがありました。山から取ってきた枯れ枝や木の切れ端を燃していました。そして何と、五右衛門風呂でした。山奥の日本むかし話に出てくるような家でした。笑

  1. 2026年 4月 21日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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