豆は「しあわせ」のタネである

【鶴岡】小真木だだちゃ豆で枝豆白玉試作 2116

7/20の3つ目は「小真木だだちゃ豆」

鶴岡の十五代 治五左衛門さまよりお送りいただいた3種の枝豆の3種類目は「小真木だだちゃ豆」。だだちゃ豆の中では最初に登場する早生のだだちゃ豆です。7月中〜下旬頃に収穫され、だだちゃ豆の先発隊として市場(しじょう)に出ていきます。

鶴岡では既にだだちゃ豆が売られているようですが、関東〜関西方面に並び始めるのは7月末〜8月頃からでしょうか。7月27日に JA鶴岡では、初出荷式と安全祈願が行われるそうです。

治五左衛門では、鶴岡ぼんちゃ豆に続き、7月中旬頃から販売が始まります。

小真木だだちゃ豆 210g入り

 

小真木だだちゃ豆を味わいました

本場・鶴岡でも、枝豆調理法には個人差があるようです。少量の湯にたっぷり目の塩を入れて3分ほど茹で、湯切りして冷水にサッとくぐらせて冷やすことで、美しい緑色をキープするとお聞きしました。

「水に通さないで冷蔵庫に入れると、1〜2日たったときヌメリを感じる」と話されるのも耳にしました。そうなんや‥‥、でも、冷蔵庫に保存するほど一度に大量に調理できるのは産地ならでは。離れた土地の食品スーパーで、だだちゃ豆を買うような人は、たいてい200gとか250gとか入ったものを購入し、一度に調理するくらいの量は、一気に食べてしまうものなのです😋

私はいつもの蒸し茹でに。

前日味わった「黒丸」より、やや小ぶり。この甘みはおそらく糖度が高くて、味が濃くて、よく陽にあたった豆なんだろうなと推測します。

3粒豆がたくさんありました。中にはサヤの中で重なり合うように、よく育った豆粒も。だだちゃ豆ならでは「豆粒に出るシワ」も確認できました。

おいしい枝豆です。

 

だだちゃ豆白玉を作りました

だだちゃ豆のディップを作って、白玉にかけて食べるのが好きです。

と書いていますが、枝豆はたいてい蒸し茹でにしてそのままポイポイッと食べるから、サヤから出して薄皮を剥いで、すりつぶすことは少ないです。仕事で枝豆料理を作り、写真を撮らねばならない時くらいでしょうか‥‥

今回は、8月に開催予定の「だだちゃ豆ワークショップ」のための試作です。

だだちゃ豆は、いつものように蒸し茹でにしました。あとで加熱することを考えて、ちょいカタメにしました。

だだちゃ豆の薄皮は、意図的に残しました。

すり鉢で潰し、白玉粉と豆乳と混ぜ合わせ、おはじき型に丸めて茹でて、最後は冷水で締めて完成です。

背景が白と茶色では、白玉の表情が変わりますねぇ〜。

材料メモ

・白玉粉 70g  ・小真木だだちゃ豆 50g  ・豆乳 60g

水分はその時の状態をみて、加減してください。豆の味が濃厚だから、何もかけなくて美味しいです。

 

*その他の枝豆については、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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