豆は「しあわせ」のタネである

弘前の毛豆とやぎはし豆、お取り寄せ

エヌワイ農園の枝豆が食べたくて

昨年9月に、青森県弘前市で開催された「最強毛豆決定戦」に訪れたご縁で、弘前の枝豆のおいしさを知りました。そろそろ、いい時期です。今年も弘前の毛豆を食べたくなりました。

毛豆というのは、枝豆の莢の表面に茶色いうぶ毛がびっしりと生えた個性的な枝豆のこと。豆はほくほくとおいしくて、食べ始めたら止まらない。弘前の人たちは、毛豆のことを「まめっこ」とも呼ばれていました。

お世話になった八木橋さんにご連絡して、エヌワイ農園の毛豆やぎはし豆を送っていただきました。

2種類の枝豆が、各1Kgずつ、ずっしりと詰まっています。

 

このおいしさ、1年ぶり

毛豆はホントに毛がびっしり! 水洗いしていたら、こんなにうぶ毛が浮いてきました。毛の色が茶色いから、余計に目立つのですよね(^^)

温かいうちに食べるとホクっとして、栗っぽい食感です。豆の味が濃厚です。

平成25年にグランプリ、26年に銀賞、27年は金賞に輝いた八木橋さんの毛豆です。昨年と今年は、高杉小学校の子どもたちを指導され、小学生が育てた毛豆が銅賞、銀賞に選ばれたと聞きました。

 

やぎはし豆は、袋の外にまで茶豆のような香りが広がっています。過熱時のあの独特の香り、おいしさに誘われて、どれだけでも食べられてしまうから危険です。

温かいときも好きですが、冷めたときの味がもっと好きです。茶豆のような、トウモロコシのような‥‥

若々しい黄緑色、毛豆と並ぶとよけいに麗しく見えます。毛豆やぎはし豆、それぞれの個性が引き立つ相乗効果がたまりません。

 

一人で食べては、もったいない

週末にお会いする方々に、250〜300gずつ持参して、弘前の旬を味わっていただきました。

きもの関係でお世話にっているFさんには、やぎはし豆

リノベーション中のMさんには、毛豆をすぐに食べられるようにして差入れに。

お向かいの事務所のSさんは、奥さまにやぎはし豆を。

そのほか、山のように蒸し茹でにして、集まった人たちで味わいました。

 

先ほど、最後の莢を口にして、1年がアッと言う間に過ぎたことを思いました。

八木橋さん、今年の枝豆も最高においしかったです。ありがとうございます!

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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