豆は「しあわせ」のタネである

大極殿本舗 栖園10月の琥珀流し

10月のうちに、栖園 高倉店の琥珀流し

9月から毎月行こうと思った大丸近くの栖園。気になりながら、月末になりました。

今月、六角の栖園は「栗と小豆の蜜」ですよね。

小豆汁粉に寒天が泳ぎ、小豆と栗がトッピングされている、というのを数年前に食べたことがありまして‥‥

高倉店は何だろう? と思いながら行ってみました。すると、

 

一本とられた、の感じ

美しい! ホント、うつくしい。これが高倉店10月の琥珀流し。

小豆と栗と寒天、それをまとめる栗のシロップ。グラスの下部に透けて見える薄黄色が、それです。

このシロップ、栗のペーストを溶いたシロップで、甘すぎず、甘さを抑え過ぎず、絶妙のバランス加減でした。おいしかった〜。久々に、人が創った美しさと美味しさの見事な食べ物に接することができた、そんな印象をおぼえました。

斜俯瞰は、こんな感じです。

では、食べた順に。

腰抜けの寒天と、小豆たっぷり。

極上の栗と小豆、寒天ちょっぴり。

栗の蜜を味わって‥‥

これが、六角店の同じ素材を使った別バージョンの表現であることが、愛おしく思えます。きっと栖園の奥さんも、わくわくしながら仕上げられたことでしょう。

10月、なんでもっと早く来なかったか‥‥ 反省。

間もなく11月です。11月の高倉店は、どんな琥珀流しが登場するのでしょう?

 

六角店の予告です

 

11月の六角店「柿の蜜」は、私の「好きな琥珀流し」の1番か2番、それくらい好きなお味です。

六角店と高倉店、奥さんの新しい創意を楽しみに伺いたいと思います。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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