豆は「しあわせ」のタネである

「京丹波ぶどう黒豆」枝豆を味わいました

2018.10.30

2件

北尾さんの枝豆

京丹波ぶどう黒豆の枝豆を取寄せしました。北尾さんから毎年DMをお送りいただきます。

注文した時期が遅かったから、おそらく順番に発送される後のほうなのだろうと思いながら、何日もずっと待っていました。

「お客様へ」と題した紙が入っていました。その中に太字で

「今年は、猛暑に豪雨そして台風直撃などの異常気象の影響により例年にない不作に見舞われました。豆が小さく本来の濃厚な味わいがありません。そのことから、少ない収穫量の中から収穫時期をより慎重に選び、順次発送しておりますので、 〜 収穫された中で、厳選をしてお届けさせていただきます。〜

と記されていました。

ありがたくて、もったいなくて、大切に味わっていただきました。

枝振りが立派で、葉っぱは落とされ、黒枝豆の莢だけが「さぁ、どうぞ」という表情で手招きしているようでした。

 

新丹波黒 京丹波 ぶどう黒豆 枝豆

紙には「豆が小さく」と書かれていたけど、たっぷり丸々と太って、大きな実がいっぱい入っていました。緑色の莢、黄色くなった莢、斑が出てきた莢、いろいろ混じっていたから、熟成の違いによる味の違いを実感することができました。

こんなに大きくなるまで育ててくださった生産者さん、ありがとうございます。

丁寧な仕事で届けてくださった北尾さん、ありがとうございます。

豆がふっくらとして黒くなりかけているのが、いつもより多く含まれていました。初日半分、翌日半分いただきました。

The ☆ 黒豆! キング・オブ・枝豆

毎年、思います。6月の走りから10月末、11月初めまで出回る枝豆の中で、黒豆の枝豆が最後に現れるのは理に叶っていると。だって、おいしすぎるから。

 

黒豆の枝豆、どの段階が好き?

この3タイプの枝豆、京丹波ぶどう黒豆の茹でる前の莢です。

この豆を茹でて、あなたならどの莢を選びますか?

私は一番下の斑がのり切った莢に手を伸ばします。何とも「練れた味」がするのです。下の斑、上の緑、真ん中の黄色いのの順に好きかな。いえ、好みですから、私と一緒に枝豆をつつく機会があれば、斑を避けてくださらなくてもOKです。笑

 

もうすぐ今年の枝豆も食べ納めです。皆さまも、最後まで枝豆を満喫してください(^^)

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2018年 10月 31日

    黒豆のお取り寄せ凄い。
    豆に対する愛情感じますのどか様。
    美味しいですね。
    私も黒豆愛好家です。
    レポート嬉しく拝見しました。ありがとう。

      • Nodoka
      • 2018年 10月 31日

      髙橋さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

      黒豆の枝豆はホント大好きです。
      関西に住む前の年に初めて食べて以来、すっかりファンです。
      丹波篠山と京丹波、どちらもおいしいですね(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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