豆は「しあわせ」のタネである

豆類時報105号に「豆月」「甘納豆かわむら」原稿が掲載されました

豆類時報は日本豆類協会の情報サイトに掲載されています

2018年から年4回、豆類時報に原稿を入れています。これまでに、豆のミュージアムや豆農家さん、和菓子屋さんや豆販売店、枝豆の産地や豆腐屋さんなど、日本各地に取材に行かせていただきました。

今回は金沢の豆カフェと甘納豆店を取材しました。

東山の『豆月』さんと、西茶屋街の『甘納豆かわむら』さん、どちらも素晴らしいお店です。取材を通して、豆と誠実に向き合っておられる方々のお話をお聞きかせいただけることを嬉しく思います。

豆類時報の原稿は、こちらからダウンロードしてご一読いただけます。

https://www.mame.or.jp/Portals/0/resources/pdf_z/105/MJ105-03B-SR.pdf

 

甘納豆かわむら

今回の取材は、河村洋一社長が直々にお話をお聞かせくださいました。なんと言うか、誠実の塊のような方でした。

私が勝手にイメージしていた甘納豆屋の社長さんは、もっとご高齢で気難しそうな、メルセデスとかBMWとかに乗っていそうな煙いおじさんでした。ところが、初対面の河村社長のマスク顔は、なんとも柔和で色白で若々しい印象を受けました。56歳だそうです。

お肌がとってもキレイだったのは、きっと毎日、豆を蒸す湯気を浴びておられるからではないかと勝手に推察いたします。

諸々の工夫と、商品やスタッフへの愛情がとても深く、女子校の先生みたいだと思いました。

石川県の豆と産物を大切にしておられます。

「支店を出すなら、フランスに」とおっしゃっておられました。

河村社長にまたお会いしたいです。次は奥さまとも、お話ができることを願っています。

甘納豆かわむら 金沢市野町2-24-7

 

豆月

店主の北出美由紀さんは、とても謙虚な方です。掲載記事をお送りした御礼メッセージに「大手のかわむらさんより先にての掲載、身、引締まる思いです」と返ってきました。

その土地のことに疎いから、順列を考えることなく金沢取材順に「豆月」さん、「甘納豆かわむら」さんと紹介させていただきました。気遣いが浅くてスミマセン💦

豆月さんで出される週替わりの豆スープが、私は好きです。毎回、お昼ご飯にいただきます。レパートリーは既に270種類を超えています。北出さんの豆愛はとても穏やかでやさしさに満ちています。私のように押し付け愛にならないところが、人としての器でしょう。

金沢の路地にたたずむ豆月さんの町家、皆さまにも探し当ててほしいなと思います。

豆月 金沢市東山2-3-21

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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