六角堂、線香の火だねは「豆炭」だよ〜
豆炭(まめたん)って、何???
京都市中京区、地下鉄の烏丸御池駅と四条駅の真ん中くらいに六角通が通ってて、烏丸六角を入って行くと池坊さんゆかりの「六角堂」があります。
聖徳太子により創建されたお寺で、「紫雲山 頂法寺」というのが正式な名前。池坊専好さん、範宴(親鸞上人の若いときの名前)さんもご縁の深いお寺です。
遠来の友人に、大極殿栖園 琥珀流し「柿の蜜」を紹介したあと、六角堂の六角屋根をお見せしようと思い、まずは参拝。
そこで気になる「豆」の字を発見。
「豆炭? まめたんって、何?」と過剰に反応してしまいました。
〈線香の火だね〉
豆炭は線香の火だね、と書かれていました。
「灰の中央に火のついた豆炭がいけてあります。線香の先を数秒間押しあててください」とのこと。
豆炭? 豆粒みたいに小さな炭?
池坊は花や枝ものだけじゃなくて、炭もいけるの?
え、豆炭はどれ???
と思いながら、2本10円の線香を真ん中の丸いところに数秒間押しあてました。線香から少し煙が出てきて、豆炭は火の色をしてなくても火がつくことを確認できました。
ご本尊にお参りしているのに、豆炭が気になって仕方ありません。
せっかくなので、六角形をした六角堂のお屋根も載せておきます。
豆炭は練炭の親戚かも・・・?
気になってネットで調べた豆炭は、練炭のようなものだと判明。
練炭なら、幼少期に実家で使っていた記憶が微かに残っています。「コタツの中にもぐると、練炭がくすぶって死ぬよ」と、よく言われていました。練炭も今どきの子は知らないですね? 高さ20cmくらい、直径15cmくらいの黒っぽい円柱で、10個くらいの穴がレンコンみたいにほげています。
ネットには「豆炭は、石炭や低温コークスや亜炭や無煙炭や木炭などの粉を混ぜ、結着剤とともに豆状に成形した固形燃料」と載っています。
実家にも電話したら、母いわく「お母さんがお嫁に来てから豆炭を使うことはなかったから、あんた達は知らんやろうね‥‥」と。握りこぶし半分くらいの大きさに丸めたのが豆炭らしいです。
豆は通常、小さいものの例えとして使うことが多いけど、豆炭の「豆」は「豆状に成形」する意味の「豆」なのだそう。ガッテン?
じゃあ「豆状に成形」の豆って、大豆? あずき? いんげん豆?
ネット通販に見る写真の「豆炭」は、「あんか用」「キャンプ・バーベキュー用」などとして載っています。丸っこい四角で、ちっとも豆っぽくない‥‥
豆炭って、大昔は豆の形をしていたのかなぁ??
六角堂行きました。
豆炭目につかなかったです。
流石ですねのりかさん。
それを追求する、 豆に関しての専門家ですね。
私「豆炭」知ってます。その昔幼いころ母があんかで使っていて手伝ったこと覚えてます。
懐かしい。
高橋さん、こんにちは。
豆炭は拝むとこの手前のお線香立てに入っています。
お線香10円で2本と書いてある線香を立てるとこです。
灰に埋もれているから、わからないのだと思います。
豆炭の実物が見たい〜(^^)
ごめんなさい。
お名前間違ったのどかさんです。